【播州秋祭り】英賀神社の祭り男~観衆を魅了するいい男の素顔vol.1~ mitai presents

2台の檀尻と大小18台の屋台が繰り出される秋祭。高床式の拝殿の天井スレスレに屋台を練る「拝殿練り」は見もの。2本の大竹でできた横木の無い梯子の上で行う力強い「梯子獅子」も圧巻です。
今回は、その英賀神社の秋祭りに参加する祭り男を初心者ライターがインタビュー! 祭りの基本から祭りにかける思いまで教えていただきました。
英賀神社の祭り男へインタビュー
今回、インタビューしたのは、若き祭り男。
英賀神社の秋祭りの魅力の秘密に迫ります!
Q. お名前を教えてください。
A. 田中モトキです。
Q. 年齢はいくつですか?
A. 19歳です。
Q. おお!若いね!祭りにはいつから参加してるんですか?
A. 小学4年生から祭りに参加しています。当時は、太鼓をしていました。今は幟(のぼり)を担当しています。
Q. 幟......ってあの大きな旗ですよね?重そうです。大切な役ですね!
祭りの準備はいつからしてるんですか?
A. 約1年かけて準備していますが、本格的に活動するのは9月からです。
Q. 1年も......! みなさんがお祭りにかける思いって計り知れないですね。
A. そうですね。時には意見の食い違いもありますが、「みんなで祭りを盛り上げたい」って気持ちが強いです。祭り本来の意味、五穀豊穣を願いつつ伝統文化を守っていきたいです。
Q. 祭りを後世に伝えていくって重要ですもんね。あの法被も伝統的な模様?
A. はい。英賀神社のお祭りでは、法被の柄も継承していっています。これからもずっと伝えていきたいと思っています。
Q. あの鯉の柄も! 腕に巻いてある帯も?
A. これは、「ケガのないように」と中に御守りを入れて家族や恋人に付けてもらうんです。
Q. ロマンティックですね! では、最後に一言お願いします!
A. みんなが楽しめるようにお祭りに携わっていきたいです。先代からの伝統文化を受け継ぎ つつも時代の流れに合わせて祭りを盛り上げたいです。
Q. 一緒に盛り上げていきましょう!本日はありがとうございました!
A. ありがとうございました。
情報まとめ
イベント名 | 英賀神社秋季例大祭「梯子獅子と拝殿練り」 |
---|---|
日程 | 2019年10月17日(木)・18日(金) |
会場 | 英賀神社 |
住所 | 兵庫県姫路市飾磨区英賀宮町2丁目70 MAP |
アクセス | 【バス】姫路駅[北4]新日鐵病院行き「英賀神社前」下車【電車】JR山陽本線・英賀保駅下車、山陽本線で「英賀保駅」まで(姫路駅乗換、岡山方面へ1駅・約5分) |
公式HP | 公式ホームページ |

観衆を魅力するいい男の素顔vol.2

全国的にも有名な播州の秋祭り。各祭りの見どころ・開催日程をご紹介します
あわせて読みたい!【播州秋祭りに携わる職人】インタビュー特集はこちら
・屋台大工編【河野建設屋台製作所】
・塗師(ぬし)編【株式会社 小田仏壇店】
・彫刻師編【有限会社 木下彫刻工芸】
・縫い師編【川村刺繍】
・錺金具師編【かざり金具 きたかど】
・太鼓師編【眞田太鼓屋】