壺坂酒造から発売されている「凍らせゆず酒」と「凍らせ梅酒」。
家庭用フリーザーで凍らせると、シャキシャキ感覚が爽やかなシャーベットが出来上がります。

ゆずの独特な香りは「リモネン」と「シトラール」という成分で、癒し効果が高いといわれています。
凍らせゆず酒はエキス分が高いせいか、フローズンにしても香りが立ちます。
ゆず特有の苦みが暑い一日を終えたアクセントに。この苦み成分「リモノイド」は癌細胞の抑制にも関係しているそうです。

梅酒は抗酸化作用、デトックス効果で美容酒とも呼ばれています。
豊富に含まれるクエン酸は、疲労回復作用があり、夏バテ予防も期待できそうです。
春に漬け込んで夏にいただく梅酒は、家族をいたわるおばあちゃんの知恵だったのですね。
アルコール分を含んでいますので、やや、溶けやすい傾向があります。
少し溶けた梅酒みぞれを食前酒にするのもお薦めです。

壺坂酒造「凍らせゆず酒」「凍らせ梅酒」150㎖　アルコール分7％　各378円（税込）

甘酒は冷えた体を温めてくれる冬のイメージですが、夏こそ飲んでほしい飲み物です。ブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルが豊富で夏バテ対策にぴったりですが、麹の力で腸内環境を整え、血行と代謝を促進して紫外線で傷んだお肌をいたわる働きが期待できます。冷やして飲んでも充分おいしいけれど、姫路みたい編集部おすすめは「フローズン甘酒」。作り方は、密閉容器に甘酒を流し込んで、家庭用フリーザーへ。理想は熱伝導率の良いアルミ製ですが、100円ショップで売っているプラスティック製でも十分です。コツは、層を薄くして短時間に凍らせること。夏にぴったりのフローズン甘酒が出来上がります。

甘酒には酒粕と砂糖から作る方法と、米麹から作る方法があります。飲む点滴、飲む美容液として注目を集めているのは米麹から作ったもの。今回の企画で使ったのは、壺坂酒造の「酒造の甘酒」です。米麹だけで造られているので、アルコールフリー。子供や妊婦の方、お酒に弱い方にも安心です。砂糖不使用なのに天然の甘みが充分あります。ダイエットの補助ドリンクにもいいかもしれませんね。　

壺坂酒造「酒造の甘酒」700㎖　砂糖・保存料不使用　アルコールフリー　864円（税込）