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【加古川】ふるさと納税返礼品をコラボして使ってみました!「加古川パスタ」×「高松味噌」

【加古川】ふるさと納税返礼品をコラボして使ってみました!「加古川パスタ」×「高松味噌」
目次

    文化庁の「100年フード」にも認定された、市民が愛してやまないソウルフード「かつめし」をはじめ、地元の食材を活かしたおいしいグルメがたくさんあるまち、加古川市。

    兵庫県南部の播磨灘に面し、海岸線には国内有数の鉄鋼工場があり、播磨臨海工業地帯の一翼を担っているまちでもあります。

    一方、内陸部では伝統を活かした加古川靴下、国包建具など、特色のある地場産業を存続。

    また、国宝などを多数所蔵する「鶴林寺」などの神社仏閣や、戦国武将の黒田官兵衛の妻で、同市出身の光姫(てるひめ)ゆかりの場所など、多くの史跡も残されています。

    さらに、新しいトピックスとして、令和7年3月に権現総合公園が、4月には日岡山公園ニュースポーツゾーンがオープン!
    健康でいきいきと暮らせるウェルネスなまちづくりに力を入れています。

    今回はそんな加古川市のふるさと納税返礼品の中から、「加古川パスタ」と「高松味噌(※『噌』は『口』と『曽』の字形)」をご紹介します。

    産業と豊かな自然が調和するまち・加古川

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    播磨平野を貫流する、兵庫県下最大の河川「加古川」流域の最下流部に位置する加古川市。

    臨海部は大規模工場等が立地し、中部から南部にかけては市街地が広がっています。

    市域北西部の山地・丘陵部は播磨中部丘陵県立自然公園に指定され、東部は印南野台地からつながる河岸段丘地形で、農業用ため池が多く分布。

    農事組合法人みやまえ営農の「ベッチの匠米」、株式会社ゼブラグリーンズの「たまとま」といった農業特産品の生産や「加古川和牛」の肥育、株式会社オクノの「オクノのたまご」のような養鶏も行われています。
    加古川市役所HP『加古川には「おいしい」がもりだくさん』より

    今回はまず、加古川市で生産した小麦を使って、「加古川パスタ」を作っている株式会社 八幡営農の代表・前田祥道(まえだしょうどう)さんにお話を伺いました。

    日本初!純国産デュラム小麦発祥の地・加古川

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    加古川市北部の八幡町にある、2005年に創立し、株主624名、経営面積125haと兵庫県下最大規模の営農法人「株式会社 八幡営農」。

    日本初の品種登録されたデュラム小麦「セトデュール」を種子から栽培し、今回ご紹介する純国産パスタ「加古川パスタ」を加工・販売するなど、先進的な六次産業を展開している農事組合法人です。

    パスタ製造に欠かせない硬質小麦「デュラム小麦」は、梅雨のある高温多湿な日本では栽培できないとされ、以前は100%輸入に頼っていました。

    八幡営農では、「国産パスタを作りたい」との想いで、農研機構西日本農業研究センターや製粉会社と協力し、日本の気候に適したデュラム小麦の栽培方法を確立。
    国内初のデュラム小麦「セトデュール」が品種登録されました。

    その後、市内の製麺工場でパスタに加工することで、加古川生まれ・加古川育ちの純国産パスタ「加古川パスタ」が完成。

    今では安心・安全が求められる学校給食でも提供されるようになりました。

    もっちりとした食感で歯切れがよい「加古川パスタ」はお子さんたちにも大人気!
    「加古川パスタ」を題材に、日本で初めてデュラム小麦の商用栽培に成功したことや地産地消のメリット、安心・安全な食品とは?といった内容を、お子さんにも分かりやすく伝える出前授業も行われています。

    また、今年の5月にはセトデュールを安定生産する上での課題を乗り越えるために、一般社団法人国際ドローン協会(IDA)との業務提携を締結。

    ドローンおよび農業デジタル技術のノウハウと農業の栽培技術を融合させ、デュラム小麦の安定生産に挑戦しています。

    日本で初めてパスタ用純国産小麦を品種登録し、「先駆者こそ最高のブランド」とのプライドをもって、加古川パスタを全国にPR・発信している八幡営農。

    インタビューの最後に、前田さんに「加古川の良さ」を聞いてみたところ、
    「都会の派手さはないですが、一級河川加古川や周辺に多くの自然が残り、落ち着きと温かみがある住みやすいまちだと思います。
    そんな加古川を『純国産デュラム小麦発祥の地』として、パスタで活性化していきたいと思っています!」と答えてくださいました。

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    「加古川パスタ300g×4袋セット」
    内容:300g×4袋
    事業者名:株式会社 八幡営農
    寄附金額:8,000円

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    きのことモチプリ食感パスタサラダ レシピ紹介記事

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    濃厚ミート味噌パスタ レシピ紹介記事

    詳細情報はこちら

    小・中学校の給食でも大好評!戦国時代から進化し続ける天然醸造味噌

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    続いてお話を伺ったのは、「有限会社 高松清太夫老舗(たかまつせいだゆうしにせ)」総務部の高松美幸さん。

    「高松清太夫老舗」は、戦国時代から代々続いている糀味噌、甘酒の製造元。
    江戸時代初期の慶長18年(1613年)には、その製品の優秀さと製造に対する熱意が認められ、播磨姫路藩初代藩主・池田輝政公から同業者の糀製造業取締役を命ずるとの賞状を頂いた歴史を持つ老舗です。

    その後400年以上、より良い製品にするための研究を積み重ね、加古川市民の家庭の味を支え続け、製造する「高松味噌」は市内の小・中学校の給食にも使われています。

    そんな「高松味噌」のこだわりは、すべて国内産材料(米糀・大豆・塩)を使い、添加物や保存料、副産物などは一切使用せず、天然醸造していること。

    日々変化する温度と湿度に左右され、発酵時間も微調整する必要があり、機械では管理が難しい味噌、糀造り。

    特にすべて手作りで行っている米糀造りは昼夜問わず気を配り、夜中も起きて様子を見に行くのだそうです。

    こうしてできた「高松味噌」は、おいしさはもちろん、天然醸造味噌ならではの何とも言えない味噌本来の奥深い香りも魅力。

    気になるお味は、下記リンクのアレンジレシピ記事をチェックしてみてくださいね。

    ただ一つ、「絶やしたくない」との想いで、家業を手伝っているという美幸さん。

    「学校給食のお味噌汁がおいしいから、おばあちゃん、高松味噌買ってきて!」と、お孫さんから頼まれて来店される方もおられ、そんなときに喜びを感じるのだそうです。

    また、同店では甘酒と味噌、使う用途によって糀を造り分けていて、特に甘酒は粒が残らない、ほかにはない独自の方法で造った糀を使っているそう。

    ぜひお店にも立ち寄り、甘酒も味わってみたいですね。

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    「高松味噌(天然醸造)3kg」
    内容:1kg×3袋
    事業者名:有限会社 高松清太夫老舗
    寄附金額:25,000円

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    ほっこり味噌豆乳スープ レシピ紹介記事

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    濃厚ミート味噌パスタ レシピ紹介記事

    詳細情報はこちら

    ふるさと納税返礼品を通して知る、加古川市の魅力とは?

    最後に、生まれも育ちも加古川だという高松さんに加古川の良さを聞いてみたところ、「私が幼少期の頃から加古川は、"自然豊かな場所"でした。

    そこから今日まで大きく変化し、豊かな自然を残す一方、例えばアクセス面の整備など、さらに住みやすいまちになりました。

    そして、これからも大きな変化を遂げていくのだろうと思っています。

    未来の加古川はどんなまちになっているのか?

    具体的に想像することは難しいですが、より良いまちになるのだろうと期待しています」と答えてくださいました。

    見事な眺望と自然が満喫できる「高御位山(たかみくらやま)」など、加古川の清流と豊かな緑を擁した文化遺産の多いまち、加古川。

    同市では、四季折々の味覚が楽しめる「みとろ観光果樹園」や一級河川「加古川」の河川敷を活かした賑わいづくりなど、参加型の観光開発を推進しています。

    そんな当市の取り組みは、加古川市まちの魅力発信キャラクター「かこのちゃん」を活用した加古川市公式YouTubeチャンネルでも紹介されていますので、ぜひ視聴してみてくださいね。

    また、加古川市では、同市にある唯一の酒蔵「岡田本家」が醸造した日本酒や、市内の工場で作られた株式会社ショージワークスの「四角い馬毛の洋服ブラシ」、株式会社神木の「紳士着圧靴下セット」といった魅力的な返礼品を取り扱っていますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

    加古川市のふるさと納税ページ【加古川市役所】

    問い合わせ先 加古川市役所 産業経済部 産業振興課 観光振興係
    住所 加古川市加古川町北在家2000 MAP
    定休日 土・日曜日、祝日、年末年始
    電話番号 079-424-2190
    開庁時間 8:30~17:15
    駐車場 有(有料 ※ただし入場後30分は一律無料)
    アクセス JR加古川駅 徒歩20分
    HP 加古川市役所【公式HP】
    ふるさと納税(寄付金)のご案内(加古川市役所)【公式HP】
    株式会社 八幡営農【公式HP】
    その他 お問い合わせの際は「まるはりorみたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。
    2025年10月27日時点での情報です。
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