【佐用】ふるさと納税返礼品を使ってみました! 「ひまわり油 プレミアムセット」

満天の星と豊かな自然に包まれ、地域の絆が息づく、あたたかく穏やかなまち・佐用町。
北部には関西百名山、兵庫50山にも選定されている「日名倉山(ひなくらさん)」をはじめとする600m以上の山々がそびえ、まちの中央を清流・千種川が貫流。
その河川に沿ってなだらかな兵陵地があり、集落や農地などが分布しています。
初夏には幻想的な蛍が、冬の朝には神秘的な朝霧が町を覆い、訪れる人もどこか懐かしくホッとした気持ちになれるまちです。
総面積の約8割が森林で、豊かな自然環境を活かした観光業や農業、林業が盛んな一方で、口径2mを誇り、日本国内では最大、一般公開されているものでは世界最大の「なゆた望遠鏡」をもつ「兵庫県立大学西はりま天文台」や世界最高性能の放射光実験施設Spring-8も所在。
豊かな自然と最先端の科学が共存しているのもこのまちの魅力です。
そして何より、人と人とのつながりが深く、地域行事やお祭りを通じて世代を超えた交流が今も大切にされています。
特に有名なのが、西日本最大級、約70万本の花々が咲き誇る広大なひまわり畑で、今年も7月中旬から8月中旬にかけて、町内の4地区で時期をずらしながら、ひまわりが開花する見込み。
7月19日(土)~8月3日(日)には、南光スポーツ公園(佐用町林崎839)周辺で、「南光ひまわり祭り」の開催も予定されています。
今回はそんな佐用町のふるさと納税返礼品の中から、プレーンタイプのひまわり油とフレーバーオイル「こく味オイル ガーリック」「から味オイル 唐辛子」がセットになった「ひまわり油 プレミアムセット」をご紹介します。
定年退職後に農業を始める方も多い佐用町
瀬戸内海式気候に属しながら、内陸性気候の特性も有している佐用町。
周辺地域と比べて寒暖差が大きい気候を活かして、30年前から栽培され続けているのが、特産品でもある「佐用もち大豆」です。
その名の通りもちもちした食感と粒の大きさが特徴的なこの品種は、品質を守るために町内で原種が育てられ、"佐用町にしかないもの"として農家の方たちの手によって長年大切に守られてきました。
近年では「佐用もち大豆」をはじめとする野菜や果樹の栽培について学ぶ農業学校「農業の匠」を開講。
若年層はもちろん、定年退職後のセカンドキャリアとして就農に興味がある方も積極的に受け入れています。
今回は、町内で「南光ひまわり館」「ふれあいの里 三日月」「ふれあいの里 上月」の3つの直売所を運営している「元気工房さよう」の代表取締役・衣笠俊博さんにお話をお伺いしました。
地域住民の遊び心から始まった、ひまわりを使った町おこし
佐用町のひまわりの大規模栽培が始まったのは1990年(平成2年)~。
旧南光町の方たちの発想から始まったそうです。
遊休農地にひまわりの種を植え、迷路や水車も作り、第1回となる「ひまわり祭り」を開催したところ、これが大反響!
翌年には農林水産省から、「美しい日本のむら景観百選」にも選定され、ひまわりを生かした特産品を開発する試みもスタートしました。
1995年(平成7年)には「南光ひまわり館」がオープン!
ひまわり油の本格的な生産が始まってから、今年で30周年を迎えます。
今回ご紹介する、ひまわり油のフレーバーオイル「こく味オイル ガーリック」と「から味オイル 唐辛子」も、立ち上げ段階から構想があったそうですが、ニンニクや唐辛子をひまわり油に漬けたらできるものでもなく、試行錯誤を重ね、商品化まで数年の月日を要したそうです。
気になる「ひまわり油 プレミアムセット」のお味は?
日本国内ではあまり馴染みがないですが、イタリアやフランスでは広く一般的に使われているひまわり油。
その特長は、抗酸化作用を持つビタミンEが豊富に含まれていること。
生活習慣病を予防する効果が期待できるオレイン酸も多く含み、気になるコレステロール含有量はゼロ!
南光ひまわり館で販売しているひまわり油は、極力農薬を使わずに栽培された町内産のひまわりの種から、薬品や添加物を一切使わずに製造しています。
まず行うのが、1本(280g)のひまわり油を作るのに、約80本・16万個が必要とされるひまわりの種の選別。
油の良しあしを決める大切な工程は、すべて手作業で行われています。
暑い日も寒い日も、屋外の土ぼこりが舞う中で、4工程に分けて時間と手間をかけて行うこの作業が特に大変なのだそうです。
次に行うのが搾油工程。
作業効率を上げるため、種の皮を塩素系の薬品で溶かして作られているひまわり油が多い中、「南光ひまわり館」では薬品は一切不使用。
国内に数台しかない特注の搾油機を使って、時間をかけてじっくりと圧搾して製造しています。
最後に行うのが精油工程。
太陽のパワーをもらえそうな、輝くような黄金色が美しいひまわり油ですが、実は搾りたては黒ずんだ色をしているそうです。
これを遠心分離と湯洗いを繰り返し、脱水、ろ過することで、ようやく完成します。
気になるそのお味はクセがなく、新鮮なナッツの香りがし、幅広い料理にマッチ!
今回は「プレーンタイプ」を使ってカルパッチョを、フレーバーオイルの「こく味オイル ガーリック」を使ってアヒージョを、「から味オイル 唐辛子」を使ってペペロンチーノを作ってみましたが、どれも大変おいしかったです。
レシピと合わせて、各オイルの特長やオススメの食べ方をご紹介していますので、下記のリンクから覗いてみてくださいね。
「ひまわり油 プレミアムセット」
内容:・ひまわり油【プレーン】280g
・ひまわり油【こく味オイル ガーリック】110g
・ひまわり油【から味オイル 唐辛子】110g
事業者名:株式会社 元気工房さよう
寄附金額:10,000円

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ふるさと納税返礼品を通して知る、佐用町の魅力とは?
最後に、生まれも育ちも佐用町だという衣笠さんに佐用町の良い点を聞いてみたところ、
「やはり、この豊かな自然ですね!
それから、若年層から高齢の方まで、皆さん生き生きと活躍されていることです。
元気工房さようが運営する直売所に並ぶ農産物や加工品は、地域の高齢の方たちによって作られているものも多く、皆さんに支えられています」と答えてくださいました。
町内に3ヶ所ある各直売所でも、20代から70代まで、幅広い年齢層の方が働かれています。
その中の1つである「味わいの里三日月」にあるレストランでは、ひまわり油を練り込んだうどんとひまわり油ドレッシングを使った「ひまわりサラダうどん」や、ひまわり油を使った「ひまわりビーフカレー」が食べられますので、こちらにもぜひ立ち寄ってみたいですね。
また、佐用町ではほかにも、特産品であるもち大豆を使った「もち大豆味噌」、国産原料にこだわり、町内にある工場で作られた「旨しお海苔ごま油風味」など、魅力的な返礼品を取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
問い合わせ先 | 佐用町役場 企画防災課 まちづくり企画室 |
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住所 | 佐用町佐用2611-1 MAP |
定休日 | 土・日曜日、祝日、12/29~1/3 |
電話番号 | 0790-82-2521 |
開庁時間 | 8:30~17:15 |
駐車場 | 有(無料) |
アクセス | JR佐用駅 徒歩1分 |
HP | 佐用町役場【公式HP】 元気工房さよう【公式HP】 |
その他 | お問い合わせ・ご予約の際は「まるはりorみたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |