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【高砂】ふるさと納税返礼品を使ってみました! 佐用もち大豆の極大粒納豆「なっとこちゃん」

【高砂】ふるさと納税返礼品を使ってみました! 佐用もち大豆の極大粒納豆「なっとこちゃん」
目次

    結婚式やおめでたい席で謡われる、祝言性の高い謡曲「高砂」発祥の地として知られる高砂市。

    東に兵庫県最大の河川「加古川」が流れ、南は瀬戸内海の播磨灘に面し、かつては海岸沿いには自生の松並木がつづき、古くから白砂青松の風光明媚な泊として栄えてきました。

    姫路藩成立後は播磨灘の海運の要衝として発展し、現在も江戸時代〜昭和時代初期にかけて建てられた蔵や蔵跡、木造の洋館、レンガ造りの倉庫など、歴史を感じられる美しい街並みが残されています。

    今回はそんな歴史と結びのまち高砂市のふるさと納税返礼品の中から、佐用もち大豆を使った極大粒の納豆「なっとこちゃん」をご紹介します。

    誰もが楽しくいきいきと暮らせる高砂市

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    兵庫県南部にある播磨平野の東部に位置し、東西8.00km、南北9.57kmで面積は34.38k㎡とコンパクトにまとまった住み良いまち・高砂市。

    加古川の豊かな水利の恩恵を受け、農業では稲作のほか、ダイコンやレンコン、キャベツなどの野菜類が栽培され、特にレンコンは県内でも有数の収穫量を誇ります。

    また漁港もあり、漁業のほか海苔やワカメなどの養殖も行なわれています。

    豊かな用水と交通の便の良さから、近年では播磨臨海工業地帯の中核都市として発展し、日本経済の成長に寄与してきました。

    そんな高砂市の2030年の将来像は「暮らしイキイキ 未来ワクワク 笑顔と思いやり育むまち 高砂」。

    今回は、納豆作りを始めて30余年以上になる福祉事業所「納豆工房なっとこちゃん」の支援員で店舗マネージャーも務める金本さんにお話をお伺いしました。

    我が子を想う母の愛から始まった納豆作り

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    自閉症の方や知的障害の方の「働きたい」という願いを応援し、どんなに障害が重くても社会に役立つその人らしい働き方を実現したいとの想いで設立された福祉事業所「納豆工房なっとこちゃん」。

    納豆の製造と販売のほか、福祉アンテナショップとして、ほかの福祉事業所で作られた授産品の販売もしています。

    運営するのは、高砂市で自閉症や発達障害の人の暮らしを応援する8つの拠点を展開している「社会福祉法人 あかりの家」です。

    入所施設建設の呼びかけがスタートしたのは1980年(昭和55年)で、発起人は小学校入学を控えた年長児を持つ「兵庫県自閉症児親の会」の母親3人。

    開設までは5年以上の月日を要し、1986年(昭和61年)に今の障害者支援施設あかりの家が誕生しました。


    次に、発起人の1人の母親が「障害のあるなしに関わらず、社会の一員として自立し、互いに支え合って生きてほしい」との想い始めたのが納豆作り。

    納豆工場(製造)に教えを請い、泊まりがけで納豆作りを学びました。

    その時の先生とは今でも交流があり、「あの時のお母さんの頑張りはすごかった!」と言っていただいているそうです。

    気になる佐用もち大豆を使った極大粒納豆なっとこちゃんのお味は?

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    こうして社会福祉法人 あかりの家の歴史と共に歩んできた納豆作り。

    そのおいしさが口コミで広がり、引き合いが増えていく中でそれまで使っていた作業所が手狭に。

    そこで移転新築し、2020年10月に納豆工房なっとこちゃんをオープンしました。

    このオープンに合わせて誕生したのが、同じ兵庫県内にある佐用町の一部地域でのみ生産される、希少な佐用もち大豆を贅沢に使った極大粒のなっとこちゃんです。

    アイスやジェラートのような可愛らしいパッケージも魅力のひとつのなっとこちゃんですが、佐用もち大豆を使った同品のテーマカラーはきな粉のような優しい黄金色。

    そのフタをワクワクしながら開けると、煮豆かと見まがうほどの納豆一粒一粒の大きさにまず驚かされます。

    次にあれ?と思わされるのが色で、従来の茶色い納豆のイメージを覆すような、大豆本来の明るい色を保っています。

    糸を引くまでよく撹拌し、こちらも兵庫県産だという付属のたれを加えて混ぜ、いざ実食!

    その食感は、ふっくらもちもちと極大粒ならではの満足感もありつつ柔らかく、味は豆本来の旨みや甘さが感じられる優しい仕上がりになっています。

    おいしさのヒミツのひとつは、大豆を圧力鍋でご飯を炊くように炊き上げていること。

    一般的な納豆作りでは豆を蒸すため、どうしても水分が飛んで硬くなり、色も濃くなってしまうそうですが、圧力鍋で炊くことで大豆本来の旨みや甘みが最大限に引き出され、変色も少なく、柔らかな仕上がりになるのだとか。

    また、豆の選別から加工、充填包装まですべて手作業で行われていることも特筆すべき点で、一粒一粒丁寧に心を込めて作られていることこそが、なっとこちゃんのおいしさの最大の理由だと言えるのではないでしょうか。

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    「なっとこちゃん 佐用もち大豆 24個入り」
    内容:納豆45g(たれ・からし付き)×24個
    事業者名:納豆工房なっとこちゃん
    寄附金額:13,000円

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    サバと納豆の温玉丼レシピ紹介記事

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    納豆の和風パスタ~ブロッコリーと納豆の和え物を添えて~のレシピ紹介記事

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    ふるさと納税返礼品を通して知る、高砂市の魅力とは?

    最後に、金本さんに高砂市の魅力を聞いてみたところ、
    「私は高砂に移住してきたのですが、住み良いまちだと実感しています。小さい町だからこそ、商業施設や公共施設、病院などが集約されていて、姫路方面にも神戸・大阪方面にもアクセスが良いのもポイントです。また、利便性だけでなく、人のあたたかさも大きな魅力です」とのこと。

    高砂市のふるさと納税返礼品としては、「兵庫県産佐用もち大豆(たれ・からし)」のみの出品ですが、同店では「兵庫県産佐用もち大豆(たれ・わさび)」、北海道産の大粒大豆を使った「北海道産ゆきほまれ(たれ・からし)」「北海道産ゆきほまれ(しそのり)」「北海道産ゆきほまれ(たれ・梅肉)」、北海道産の小粒大豆を使った「北海道産ゆきしずか(ふりかけ・たれ)」も販売。

    「兵庫県産佐用もち大豆(たれ・わさび)」と「北海道産ゆきほまれ(たれ・梅肉)」は、店舗限定フレーバーです。

    同号の「エリア特集 高砂市」のページでご紹介した、新食感の納豆「サクサクなっとこちゃん」や店舗限定の食べ比べセットなどもあるので、ぜひお店にも足を運んでみたいですね。

    高砂市ではほかにも、今から約9000万年前に形成され、古墳時代から現在まで約1700年間市内で採石され続けている竜山石(たつやまいし)を使ったカップや、現存する日本最古の帆布「松右衛門帆」を使ったショルダーバッグ、高砂名物の焼きあなごや、それを使用した茶碗蒸しの缶詰など魅力的な返礼品を取り扱っています。

    ぜひチェックしてみてくださいね。

    高砂市のふるさと納税ページ【高砂市役所】

    高砂市のふるさと納税ページ【兵庫県高砂市のふるさと納税 寄付公式サイト】

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    【高砂】こだわり製法に注目 いつでも手軽に食べられる納豆が話題! |納豆工房なっとこちゃん

    詳細情報はこちら

    問い合わせ先 高砂市政策部シティプロモーション室
    住所 高砂市荒井町千鳥1-1-1 MAP
    定休日 土・日曜日、祝日、12/29~1/3
    電話番号 079-442-2101
    開庁時間 8:30~17:15
    駐車場 有(無料)
    アクセス 山陽伊保駅 徒歩10分
    HP 兵庫県高砂市のふるさと納税 寄付公式サイト【公式HP】
    高砂市役所【公式HP】
    納豆工房なっとこちゃん【公式HP】
    その他 お問い合わせ・ご予約の際は「まるはりor姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。
    2024年11月25日時点での情報です。
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