【姫路】日本庭園が美しい観光スポット「好古園」を満喫!見どころ・料金は?

【姫路】日本庭園が美しい観光スポット「好古園」を満喫!見どころ・料金は?
目次

    「白鷺城」という別名があるほど美しい姫路城は、散歩しながら写真撮影をする人も少なくありません。

    姫路城に隣接する「好古園」も撮影スポットとして人気で、美しい日本庭園が楽しめます。

    賑わいがある街中散歩とは違う魅力を持つ好古園で憩いのひとときを過ごしてみませんか。

    ※好古園の新型コロナウイルス感染予防対策について

    「好古園」ってどんなところ?

    好古園

    姫路公園内にある日本庭園として有名な「好古園」。正式名は「姫路城西御屋敷跡庭園好古園」といい、9つの庭園で構成された池泉回遊式庭園です。

    広さは約1万坪で、まるで江戸のような雰囲気を醸し出していることからロケ地として使用されたこともあります。

    好古園の歴史

    好古園の通路

    1992年4月29日、好古園は市制100周年記念として建造されました。

    建造前の発掘調査で武家屋敷や西御屋敷、通路などの跡が発見され、それらの保全や活用も兼ねて各分野の専門家が設計・監修をおこなっています。最大のこだわりは姫路城を借景にしていることです。

    アクセス・入園料金・開園時間

    好古園までは中国自動車道・山陽自動車道どちらから移動する場合も約30分、JR姫路駅からは徒歩約20分です。

    入園料は大人が310円、小人が150円で、就学前の子どもは無料です。

    また、好古園と姫路城がセットになったお得な共通券も販売中。大人の場合、別々で購入するより260円お安くなります。

    姫路城・好古園のチケット売り場で購入できるので、どちらも訪れる予定の方にはおすすめですよ。

    ■料金
    【入園料】
    大人(18歳以上):310円、小人(小・中学生、高校生):150円
    【好古園・姫路城 共通券】
    大人(18歳以上):1050円、小人(小・中学生、高校生):360円

    ■開園時間
    【開園時間】
    9:00~17:00(入園は16:30まで)
    【休園日】
    12月29日、30日
    ※行事開催等によって、開・閉園時間を変更する場合あり

    好古園の見どころ

    好古園の敷地は広く、それぞれのお庭に見どころがたくさんあります。

    写真映えするスポットも多いので、カメラは必須かもしれません。すべて見逃さないように、じっくりと楽しんでくださいね。

    1.「竹の庭」

    竹の庭

    まるで山水画のような「竹の庭」には約15種類の竹が植えられています。庭一面の竹、そしてその中央に佇む「聞竹亭」は、昔話のワンシーンのような情緒ある景色ですよ。

    夏ごろであれば竹の青々しさがより美しく、涼しげなのでおすすめです。

    2.「御屋敷の庭」

    御屋敷の庭

    かつて西御屋敷があった「御屋敷の庭」は、好古園最大の庭です。瀬戸内海を模した大池には色鮮やかな錦鯉が優雅に泳いでいます。

    渡り廊下

    歩くたびに太鼓に似た音が響く「渡り廊下」は撮影スポットにぴったりですよ。
    潮音斎からは姫山樹林を借景とした大滝が見え、モミジやクロマツとのコントラストを楽しむことができます。

    食事や喫茶が楽しめるレストランもあるので、歩き疲れたときには休憩することもできますよ。

    3.「築山池泉の庭」

    築山池泉の庭

    「築山池泉の庭」は北側に亀、南側に鶴を模した岩島が配置されていますが、どの岩が正解なのかについては明言されていません。

    訪れた際には、自分なりに推理して楽しでみてくださいね。

    4.「苗の庭」

    苗の庭

    こちらの庭には江戸時代に栽培されていた植物が植えられており、庭の木陰にベンチが設置されています。

    ベンチで休憩しながら庭を眺めるのも良いですよね。「苗の庭」で普段目にすることが少ない珍しい植物を見つけてみませんか。

    5.「茶の庭」

    茶の庭

    本格的な数寄屋造りの茶室からは美しい庭を眺めることができます。

    茶席料500円でお抹茶と生菓子も気軽に楽しめますよ。定員がありますので、事前のお問い合わせがおすすめです。また、茶の庭は冬の雪景色もとても神秘的ということで人気です。

    ※2021.9.13時点では、コロナウイルス感染拡大予防のため、呈茶サービスは休止しています。(見学のみ可)

    6.「流れの平庭」

    流れの平庭

    穏やかな小川が流れる「流れの平庭」では、春に桜、夏にカキツバタなど四季折々の花や新緑を楽しむことができます。

    小川には飛び石で向こう岸に渡ることができる箇所があるので、別の方向から景色を眺めてみるのもおすすめです。岸辺には流翠亭と名付けられた四阿(あずまや)もあります。

    7.「夏木の庭」

    夏木の庭

    落葉樹が植樹された「夏木の庭」は、新緑が美しい春から紅葉が映える秋まで見どころがたくさんあります。

    特に、5月上旬に見ごろを迎える藤棚はきれいな紫色が幻想的で人気の撮影スポットです。

    8.「松の庭」

    松の庭

    瀬戸内海地方のアカマツ林を模した「松の庭」は長屋門や石畳、苔などが落ち着いた風格を醸し出しています。

    サギソウ

    夏には白い花を咲かせるサギソウも見ることができます。サギソウの花は鳥のシラサギに似た形をしているので、じっくり観察してみるのもいいですね。

    9.「花の庭」

    花の庭.png

    江戸時代から愛されてきた山野草が楽しめる庭です。メグスリノキが特徴の1つで、メグスリノキには、姫路の武将がお家再興のために樹皮の煮汁から目薬を作って売ったという伝承があります。

    また、神鍋石のロックガーデンや四阿の花笠亭も撮影スポットとして人気です。

    絶景!春と秋に開催のライトアップイベント

    好古園では春と秋にライトアップイベントが開催されており、日中に見る庭園とは違う幻想的な景色を楽しもうと多くの人が訪れます。

    時間に余裕があれば、日中だけではなく、夜の灯りの中に浮かび上がる日本庭園に足を運ぶのもおすすめですよ。

    好古園「夜桜会」

    好古園の夜桜会

    毎年4月上旬ごろに開催されているのが「夜桜会」です。園内に植えられているシダレザクラやヤマザクラ、ソメイヨシノなど約80本の桜がライトアップされます。

    なかでも、御屋敷の庭の石橋近くにあるシダレザクラは、人気の撮影スポットです。

    好古園「紅葉会」

    好古園の紅葉会

    毎年11月下旬ごろから開催される「紅葉会」ではヤマモミジやハウチワカエデのほか、サクラなどがライトアップされています。

    好古園の紅葉会

    数はおよそ230本で、特に渡り廊下から見る紅葉は見応え抜群です。

    美しい姫路城が見える日本庭園「好古園」でさまざまな庭を楽しもう

    好古園

    姫路公園内にある好古園は9つの庭で構成されています。

    春や秋には桜や紅葉が美しく、夜にライトアップされる期間もありますよ。

    大池や渡り廊下、滝など、さまざまな撮影スポットがあるので、ゆっくり散策しながら写真撮影を楽しむのもおすすめです。

    施設名 姫路城西御屋敷跡庭園好古園
    住所 兵庫県姫路市本町68 MAP
    開園時間 9:00~17:00(入園16:30まで)
    休園日 12月29日・30日
    電話番号 079-289-4120
    入園料 大人(18歳以上)310円、小人(小学生・中学生・高校生)150円、小学校就学前 無料
    駐車場
    HP 姫路城西御屋敷跡庭園好古園【公式】
    その他 近隣に有料駐車場あり
    お問い合わせ・ご予約の際は「姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。
    書写山圓教寺

    姫路の名所「書写山圓教寺」まとめ

    姫路城の歴史

    姫路城の歴史を分かりやすくご紹介!

    2021年9月15日時点での情報です。
    この記事は面白かったですか? (評価ボタンをクリックするとポイントがたまります。※要ログイン)
    みたいにゃ よかった顔
    よかった
    80%
    1
    みたいにゃ ふつう顔
    ふつう
    1%
    1
    みたいにゃ いまいち顔
    いまいち
    2%
    1