兵庫県赤穂市坂越の「海の駅しおさい市場」で体験できる「一本まるごと牡蠣どろぼう」をご紹介！
養殖いかだから吊り下げたままの状態で、思う存分味わうことができます。シーズン真っ盛りの1月から3月下旬までの期間限定です。（年により変更あり）

特別に船に乗せていただき、レポートしてきました！

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実際に「一本まるごと」を体験してきました

「海の駅しおさい市場」は、新鮮な魚貝や海藻などの産物を販売しています。1月からは牡蠣がシーズンイン。おいしいものを安く購入でき、食べ放題もあって、連日、県内外から訪れる人でいっぱいです。

駐車場が混み合いますので、訪れるときはお早めに！

養殖いかだから吊り下げたままの牡蠣を味わう体験のため、船に乗りこみます。

「海の駅しおさい市場」では、上田社長が7隻の漁船を操業。沖合のいかだから養殖牡蠣を運搬する漁船は約5トン、15mほどの船体。安定感があり、揺れに強いのが特徴です。

「海は穏やかで船酔いしないよ～。」と教えていただき、ホッ......。漁師の木元さんが操縦する「第六森丸」に乗船し、いざ出航！

冷たい潮風を浴び、波を立てて数分、坂越湾を沖へと進むと、たくさんのいかだが見えてきます。この一つのいかだに1000本ものワイヤーで牡蠣を吊り、半年かけて養殖するのです。

坂越湾では15の船主が牡蠣操業をしており、上田社長はそのうち12のいかだを所有しています。

いよいよ目当てのいかだに到着。船といかだの距離を見極め、素早く飛び移る木元さん。1本のワイヤーをイカダから取り外し、船に引き上げます。この1本には5本の養殖牡蠣が吊り下げられています。

漁船の真上に運ばれたワイヤーを、6メートルほどの高さから真下にドスンと落とし、牡蠣を船上に振り落とします。何度も持ち上げては落下させるたびに、すごい衝撃を感じます！

ワイヤー「一本まるごと」の牡蠣は、殻付きで約300個（2.5Kg程度）。ホームセンターにあるようなコンテナBOXに3箱分です。

海から揚がったばかりの牡蠣の殻にはフジツボや藻などが付いています。数ミリ程度の動く物は「ワレカラ」という藻の一種。これを買い手がきれいに取り除くのも体験のうちです。

3箱分の殻付き牡蠣の付着物をヘラできれいに取り、洗浄機で水をかけて洗い流します。この「牡蠣泥棒」体験は、この掃除を自ら行うため、安く購入できるのです。

「1本まるごと」で、14,500円（税抜）。約300個の殻付き牡蠣を10人で分けると、掃除も1/10の時間で済みます。大人数で1本を購入すれば、作業時間が短くなり、お得に新鮮でおいしい牡蠣が入手できますね。

自分たちできれいにしたとれたての牡蠣は、炭焼き用テーブルが用意された屋外の貸しスペースで食べることができます。
平日のみ使用可、1区画1時間3,000円（税抜）。受け付けは14時30分まで。アルコール類は持ち込めません。

体験の申し込みは、0791-46-8600にお問い合わせください。
2日前までの完全予約制。1日3本までとなっています。

詳しくは「海の駅しおさい市場」のHPをご覧ください。