【加西】こだわりの手打ちうどん「こはる蔵」～昭和レトロに囲まれた癒やされ空間～

昭和にタイムスリップしたようなレトロな店内でこだわりの本格手打ちうどんが食べられる、兵庫県加西市の「こはる蔵(ぐら)」を紹介します。

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中国自動車道「加西IC」より車で4分。板壁に貼られた看板に「わぁ、懐かしい～！」と思わず釘付け。カレーや蚊取り線香のブリキの看板は、昭和生まれの世代にとってはたまらなく懐かしいです。

手作り感満載のドアを開けて店内に入ると、珍しいだるまストーブがありました。なんとも愛らしい丸っこいフォルムです。冬になると、この上でおでんを煮込むそう。ねじ巻きの柱時計や扇風機など、店内のあちこちに昭和レトロな雑貨が飾られ、落ち着ける空間になっています。

店名の由来は、店長のお父様が店長のお母様のことを「こはる」と呼んでいたことから。蔵を改装して店を作ったので「こはる蔵」と名付けました。なんとも微笑ましいエピソードですが、お母様の名前はなんと「こはる」ではないのだそう。なぜそう呼んでたかは未だに謎です。

一番人気は、限定10食、本日の日替わり定食(平日 月曜日～金曜日)。野菜天、ちくわ天などのトッピングが変わったり、カレーうどんになったりと、メインのうどんの種類が変わります。副菜、具のせご飯、デザートまで付いて1000円（税込）。

うどんは前日に仕込みをし、翌日に注文が入ったら茹でて、なくなったら提供終了です。うどんの作り置きはしていません。野菜は地元や国産の物を使い、調味料にもこだわっています。天ぷらは米油を使ってカラッとした口当たりに仕上げています。

鮭ごはんは、シャケが一切れ分とたくさん入っているうれしいボリューム感です。単品では小280円（税込）。本日の炊き込みごはんは単品では小250円（税込）。

店長はこれまでにさまざまな飲食業を経験した方で、オーソドックスなうどんに加え、パスタのような洋風うどんなどのメニューもあります。その数なんと40種類。うどんだけでなく、おでん、コース料理（前日までに要予約）も注文できます。

駐車場の横には小さな動物園のようなスペースがあり、子どもたちに人気。ミニブタの長門ん（ながとん）、副店長のヤギの春香、ウサギやウコッケイなど、心癒やされる風景が広がっています。

ジャズが流れる昭和レトロな空間で、こだわりの手打ちうどんをいただく。お腹も心もほっとする、そんな「こはる蔵」を訪れてみませんか。