奥播磨かかしの里ひな祭り2019等身大のかかし雛人形に会いに行こう!

姫路市安富町関の奥播磨かかしの里で、ことしも案山子たちのひな祭りが開催されています。会期は2019年1月20日から4月7日まで。2019年はどんなひな祭りを繰り広げているのか、かかしたちに会いに行ってきました。
【第一会場】ふれあいの館
巨大ひな壇に等身大のかかし雛人形がディスプレイされたメイン会場です。一番上の段のお内裏様さま、三人官女、五人囃子、右大臣、左大臣。おすまし顔をしているつもりなのに、どこか人間らしいひょうきんさが表情ににじみでています。一人一人、じっくり対面してみてください。今年は神戸ワイナリー(農業公園)のかかし雛が里帰り。総勢38名でにぎやかにひな祭りの宴を催しています。宴会に欠かせない地酒は、安富町の酒蔵「下村酒造」の奥播磨でした。こどもや見学者のかかしを含めると45人に出会うことができますよ。

下村酒造店
手造りに秀でる技なし 下村酒造店の酒造りをもっと知る
2階は奥播磨かかしの里の写真ギャラリーです。岡山県新見市より届けられた
青少年交流センターより奥まったところの建物です。センターの左手坂道を50メートルほど登ると、右手にあります。
【第二会場】青少年交流センター

こちらの会場では、貴重なコレクションの雛人形が展示されています。雛人形の原型といわれる立雛、今は姿を消した優雅な源氏枠飾り、工芸職人が技を競ったお道具類など必見です。
併設される食堂は、地産の自然薯を使った麦とろ定食がお薦めです。お袋の味の煮物や酢の物がセットになっています。(700円/税込)
ここでしか味わえないスイーツが「白雪ぜんざい」(500円/税込)。安富町特産の白大豆「白雪大納言」のぜんざいで、古代米紫黒米入りのおもちが入ります。
【第三会場】ふるさとかかしギャラリー
ひな祭りをむかえた家庭のワンシーンが再現されています。おばあさんと孫娘が炬燵で暖をとっています。座敷はお客様でしょうか?当主がお料理と日本酒でおもてなししています。庭先から顔をのぞかせるのは近所の人でしょうか?ちゃんちゃんこを着たおばさんが広縁越しに対応しています。足踏みミシンで縫い物をするおかあさんに、坊やが何かおねだりしています。すりガラスの入った組子細工の引き戸、廊下の裸電球、毎日お父さんがねじを巻くボンボン時計。すべてがはるか遠く過ぎ去った時代のようで、ふりむけば手繰りよせられるような日本人の心の情景のようにも思えます。鎮守の森にトトロが住んでいた頃は、こんなゆとりと温もりの暮らしがあったのかもしれません。
【圏外】奥播磨かかしの里分校

かかしの里分校にもお雛様が飾られています。窓越しに覗き込んでください。元気ないたずらっ子の歓声とそれを叱咤する父ちゃん母ちゃんの声が聞こえるかもしれませんよ。

奥播磨かかしの里2018
昨年のビッグなかかしのひな祭りをチェックする
会場によってそれぞれ楽しめるかかしの里のひな祭りですね。2月11日までは観光バスの一日ツアーが毎日就航され、かなり込み合うようです。落ち着いて奥播磨かかしの里ひな祭りをご覧になりたい方は、2月11日以降をお薦めします。
イベント名terrain | 奥播磨かかしの里ひな祭り |
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日時query_builder | 2019年1月20日(日)~4月7日(日) |
定休日 | 火曜日 |
場所place | 兵庫県姫路市安富町関 MAP |
入場料local_atm | 無料 |
お問合せ先phone | 0790-66-3505 |
駐車場local_parking | 有(無料) |