【歴史ファン待望】国宝姫路城小天守群特別公開【2019年2月1日~28日】

【歴史ファン待望】国宝姫路城小天守群特別公開【2019年2月1日~28日】
目次

    令和元年12月14日(土)19:30~20:15 NHK総合チャンネルで「ブラタモリ #151 姫路城~姫路城で江戸城のロケをするのはあり!?~」が放送されます。撮影場所は姫路城、お堀、飾磨地区です。知らぜざる姫路城の謎を見てみましょう。


    2019年2月1日(金)から姫路城で待望の冬の特別公開が始まります。世界文化遺産登録25周年を記念して、今回初となる東小天守をはじめ乾小天守、イ、ロ、ハ渡櫓などの小天守群が公開されます。(※このイベントは終了しました。)いずれも国宝に指定されています。

    世界文化遺産・国宝姫路城をもっと知ろう

    n乾小天守内部.jpg

    かつて2万5千から3万ともいわれた日本の城の数は、江戸時代に入ると200まで減少しました。さらに明治維新の廃城令や戦災により天守が残る城は、弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城の12城のみとなってしまいます。内、松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城が国宝に、残りの7城は重要文化財に指定されています。

    ゆめさき川温泉 夢乃井

    姫路観光のお宿ベスト1 冬の味覚「蟹会席」「ぼたん鍋」が人気

    国宝に指定されている建造物は、松江城1棟、犬山城1棟、彦根城2棟(重要文化財5棟)、松本城5棟です。姫路城の国宝は、大天守、乾小天守、西小天守、東小天守の4つの天守閣と、「イ」、「ロ」、「ハ」、「ニ」の4つの渡櫓の8棟におよびます。重要文化財は74棟と群を抜いています。白鷺城の別名にふさわしい美しい城であるばかりではなく、稀にみる貴重な歴史的文化財なのです。

    連立式天守とは

    姫路城の小天守は、大天守に並立して建造され、天守はイ、ロ、ハ、ニの各渡櫓で環状に結ばれています。連立式天守とよばれる建築様式です。松山城や和歌山城が同じ形式です。他に弘前城、宇和島城にみられる層塔型天守が単独で建設された独立式。天守に櫓を直属させる複合型は彦根城や松江城。天守から渡り廊下や多聞櫓を小天守や櫓に渡した連結式があります。

    姫路城・乾小天守

    大天守の西北に位置し3重4階地下1階。東面は「ロの渡櫓」に、南面は「ハの渡櫓」に結ばれています。1重の西面に軒唐破風(のきからはふ)を設け、3重の南面と西面に黒漆塗り・(かざり)金具打ちの火灯窓(かとうまど)を2所ずつ設けており、西面を中心に意匠を凝らしています。

    姫路城・東小天守

    大天守の北に位置し3重3階地下1階。南面は「イの渡櫓」に、西面は「ロの渡櫓」に接続しています。西小天守・乾小天守と同じく2重の櫓部の上に望楼(ぼうろう)部をのせるかたちですが、外観上は完全に一体化しています。唐破風や火灯窓をありません。

    姫路城・イ、ロ、ハ渡櫓

    nロの渡櫓2階.jpg

    「イの渡櫓」は大天守と東小天守を結びます。大天守を南面、東小天守を北面に接し、建物の高さは11.3メートル。外部は高さ8.4メートルの石垣の上に建っています。

    「ロの渡櫓」東側の東小天守と西側乾小天守に接続します。建物の高さ11.4メートル。外部は9.2メートルの石垣の上に建設されています。

    「ハの渡櫓」は南面で西小天守に、北面で乾小天守に接続し、建物の高さ11.3メートル。外部は高さ8.5メートルの石垣の上に位置します。

    姫路城周辺駐車場情報

    姫路城周辺の公営駐車場を目的別にまとめました

    イベント名 冬の特別公開 姫路城小天守群
    期間 2019年2月1日(金)~2月28日(木)
    時間 9:00~16:30 16:00閉門 17:00閉城
    開催場所 姫路城(姫路市本町68) MAP
    入場料 300円※別途姫路城入場料が必要

    姫路城入城料 大人(18才~)1000円、小人(小学生~高校生)300円

    お問合せ先 079-285-1146 姫路城管理事務局
    駐車場 有(有料)姫路城周辺公営駐車場
    公式HP 姫路城公式ホームページ「姫路城大図鑑」
    2019年2月 1日時点での情報です。
    この記事は面白かったですか? (評価ボタンをクリックするとポイントがたまります。※要ログイン)
    みたいにゃ よかった顔
    よかった
    80%
    1
    みたいにゃ ふつう顔
    ふつう
    1%
    1
    みたいにゃ いまいち顔
    いまいち
    2%
    1