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ビーチバレーチーム「ヴィクトリーナ レヴァリス」吉岡選手・坊野選手インタビュー|実はこんなに違う!インドアからビーチへ、新たな挑戦の舞台裏

ビーチバレーチーム「ヴィクトリーナ レヴァリス」吉岡選手・坊野選手インタビュー|実はこんなに違う!インドアからビーチへ、新たな挑戦の舞台裏
目次

    2026年6月2日。ビーチバレーチーム「ヴィクトリーナ レヴァリス」の新設を発表した株式会社姫路ヴィクトリーナ。

    発表からわずか3日後に開催された「ビーチバレーボールエキシビションマッチ大阪SV.LEAGUE WOMEN」では、坊野選手・矢田選手ペアが見事優勝!

    勢いにのっている「ヴィクトリーナ レヴァリス」の吉岡選手・坊野選手に、ロングインタビューを実施しました!

    ビーチバレーの魅力は?インドアバレーとはどう違う?初心者にも分かりやすく、吉岡選手・坊野選手がたくさん教えてくれました。

    「ヴィクトリーナ レヴァリス」ってどんなチーム?

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    左:吉岡可奈(よしおか かな)選手
    右:坊野明里(ぼうの あかり)選手

    ヴィクトリーナ姫路から誕生したビーチバレーボールチーム「ヴィクトリーナ レヴァリス」。

    ビーチバレーボール日本代表の元監督・牛尾正和氏が指揮を執り、ヴィクトリーナ姫路の元選手でもある吉岡可奈選手、坊野明里選手が所属しています。

    姫路から世界で活躍する選手の育成を目指すとともに、ビーチバレーの普及や地域活性化にも取り組む新たなプロジェクトとして注目を集めています。

    ▼詳細はこちらから
    【レヴァリス】ビーチバレーボールチーム「ヴィクトリーナ レヴァリス」 新設のお知らせ

    Q.インドアからビーチへ転向した理由

    ーまずはお2人のバレー歴を教えてください!

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    吉岡選手:
    私は中学一年生からバレーを始めて、高校は下北沢成徳高等学校に行き、青山学院大学を出て、卒業後にヴィクトリーナ姫路に入団しました。(2018年~)
    2023年にヴィクトリーナ姫路を退団後「ヴィアーレ兵庫(現:プロシモ・ヴィクトリーナ)」に移動しました。そこで2年ほどバレーをし、昨年、ビーチバレーに競技転向しました。

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    坊野選手:
    私は小学一年生のころに(体験で)体育館に行きましたが、バレーはせずにずっと後ろで遊んでいました(笑)実際にバレーを始めたのは8歳ぐらいから。
    中学校は地元の滋賀県の公立中学校に行き、高校は大阪の金蘭会高等学校に入学して、卒業後にヴィクトリーナ姫路に入団しました。(2021年~2024年まで所属)

    ーインドアバレーのときは、吉岡選手はミドルブロッカー、坊野選手はセッターでしたね。ビーチバレーのポジションは固定ですか?

    吉岡選手:
    固定ではないです!戦略的に2人でブロックをしたり、片方だけがずっとブロックしたり...。相手と自分たちの状況に合わせて変えていく感じです。

    ービーチバレーに転向された理由やきっかけは?

    吉岡選手:
    「レヴァリス」立ち上げの関係者から「今度ビーチバレーチームを設立するけど、どう?」とお誘いがあったことがきっかけです。
    実は去年より少し前に一度お話しがあって、次にヴィアーレ兵庫のときにも打診はあって...改めてビーチバレーについて考える機会になりました。
    インドアもしつつビーチバレーもできたら良いんじゃないかと思い、ヴィアーレ兵庫にいる段階でビーチバレーには手をつけていました。

    坊野選手:
    私はヴィクトリーナ姫路を退団した後、アカデミー事業部の方に入らせてもらったのですが、頭の片隅には「やっぱりバレーがしたいな」っていうのがずっとあって...。そしたらアカデミー事業部一年目の冬くらいに、関係者の方にお声がけいただきました。
    ビーチバレーは実際に観たことも経験したこともありませんでしたが、チャレンジできるのは今しかないだろうなと思いました。

    ーヴィクトリーナ姫路選手時代からファンの多いお2人。ファンの方たちからの喜びの声も多かったのでは?

    吉岡選手:
    思い入れのある姫路でまた活動できるのは嬉しいです。(ビーチバレーの転向は)ファンの方や地域の人たちの期待に応えられる選択だったのかなと思います。

    Q.インドアとビーチの違いは?

    ーインドアバレーとビーチバレーの違いを教えてください!個人的には、インドアよりビーチの方が身体の負担が大きい気もしますが...。

    吉岡選手:
    インドアだと体育館の床が固くて、スパイカーだったら膝や関節の捻挫や、接触した時にケガもしやすいですが、ビーチの場合は地面が砂でやわらかいのであまりそういったことがありませんね。
    なのでインドアからの転向も多いですし、息の長い競技かと思います。

    坊野選手:
    でもレシーバーは、インドアだったら床を滑って(ボールを取りに)いけるところ、ビーチで飛び込んでしまったときの背中や首の衝撃は車の衝突事故レベルです!
    ボールが前に落ちてきたら、ビーチは飛び込むのではなく膝をついて手の指で砂をかき分けていかないといけないのが(インドアと違って)少し難しいです。

    吉岡選手:
    あとはやっぱり、暑さ!日差しもインドアになかったことですが、風の影響も大きいです。試合の日の環境とか転向によって(内容や結果が)すごく変わってきます。
    インドアだったら「相手のポジションがここに入っているからそこを抜いて落としていく」ところ、ビーチの場合は「風を基準にプレーを考えて、風上に向かって打つ」といった感じで、天候も味方につけないといけません。

    坊野選手:
    身軽にできるところも違いのひとつですね!靴も履かないし、サポーターもいらないし。洗濯物も少ない!ただかなり砂まみれになるので洗濯機が壊れやすいとかはあります(笑)

    ー今日の海岸も結構細かい砂で、貝殻とかも落ちてますが、裸足は痛くないんですか...?

    坊野選手:
    確かに、インドアだったら青たんで済むところ、ビーチは肌の露出が多いので、擦り傷は増えますね。
    あと、砂浜に小さな虫がいるんですよ...たまにぶつぶつかゆくなります。

    ーなかなか過酷な環境ですね...!

    吉岡選手:
    それ(過酷)でいうと、ビーチは雷警報が出ない限りやります。

    強い雨でも、突風がふいても、注意報くらいだったらやります。
    強風のときは、もうサーブが入るだけでもポイントになるんで、いかにサーブを入れるかになります(笑)

    ー(牛尾監督に)インドアとビーチはかなり環境が変わりますが、ある意味まったく別物として始められる競技なんでしょうか?

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    牛尾監督:
    ビーチは、インドアの基礎があって、応用でビーチができるといった感じです。天候や気温などがオプションとなってビーチにはついてくるので、バレーボールの技術をベースに、プラスアルファのビーチの技術が必要になってきます。

    ーなるほど。お2人はバレーボールの技術を磨きながらも新たな技術を身に着ける、ハイレベルなことをされているんですね。

    Q.「ビーチバレーボールエキシビションマッチ大阪SV.LEAGUE WOMEN」優勝への道すじ

    ーそんな中で、坊野選手、矢田選手との「ビーチバレーボールエキシビションマッチ大阪SV.LEAGUE WOMEN」優勝おめでとうございます!

    勝利に向けてどのような準備をされましたか?

    坊野選手:
    ありがとうございます!
    そうですね...和香(矢田選手)が練習に参加できたのが大会の一週間前だったので、練習期間は一週間ほどしかありませんでした。

    初めて組んだときに和香の印象は「とにかく大きい!」でした。
    普段一緒に練習しているわけではないので、どんなプレイスタイルなのか分からないので、とにかく二人の息を合わせることが必要かなと。普段は可奈さん(吉岡選手)についていくという感じが、今回は私が年上なので、自分からコミュニケーションをとることを頑張りました。

    あとはもう、とにかく気合。二人で気合で最後まで頑張りました。

    ー優勝した時のお気持ちは?

    坊野選手:
    「よっしゃーーー!」ってなりました!
    今までも試合で優勝の経験はありますが、規模が大きくて観客がいる大会は初めてだったので、最初はすごくドキドキしちゃって...本当に良い経験をさせてもらいました。和香(矢田選手)に感謝です!

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    Q.ビーチバレーならではの魅力

    ーお2人が思う、ビーチバレーの魅力を教えてください!

    吉岡選手:
    インドアって、プレー中にタイムがあって監督から指示をもらうじゃないですか。(大会のルールにもよりますが)ビーチは、試合が始まると監督は指示をだせないんです。優勢でも劣勢でも、コートの中にいる二人で、コミュニケーションをとって戦略を組み立てていくんです。

    海外の大会も多いので、海外に行くとなるとずっと一緒に行動しますし...。

    「二人でやっていかないといけない」競技なので、ペアの相性がすごく大事だなと思います。勝負事をしているのでぶつかり合ったりお互い譲れないところがあったりすると思いますが、坊ちゃん(坊野選手)は、ちゃんと私の意見も聞いてくれて、自分の意見も言ってくれます。

    元からアカデミー事業部で一緒にいたので、坊ちゃんが何を考えているか分かるというか...そういう意味でもとてもやりやすいです。

    ー吉岡選手にとって坊野選手ってどんな存在ですか?

    吉岡選手:
    本当、年下とは思えない(笑)やるときはやってくれる、頼もしい陽気者!なんでも話せる存在です。

    坊野選手:
    私もなんでも話します!(笑)可奈さんは先輩でもあり、親友です。
    二人で行動していると、不満みたいなものってどうしても生まれて、最初小さくてもどんどん大きくなって爆発するとかあると思うんですけど、私たちは「ん?」って思った段階ですぐ話し合えます。

    吉岡選手:
    信頼関係が深まれば連携も深まって、技術的にも上がるのがビーチの魅力というか、良さかなと思います。

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    ー対等で素敵な関係性ですね!坊野選手が思うビーチバレーの魅力は何でしょう?

    坊野選手:
    誰でも見に来てもらえるところかな。ここ(取材地)で練習しているときも散歩している方がフラッと見てくれたり(笑)
    試合でも入場無料の(エリアがある)試合が多いです!プレイヤーと観客の距離も近いですね。

    インドアは体育館に行かないと試合は観れませんが、ビーチは、海水浴にきたりバーベキューしたり、色んな目的で海に遊びに来た人が気軽に触れられるスポーツなのが魅力だと思います。

    吉岡選手:
    あと、ビーチには遊び心があります!
    インドアは1本目をセッターに送って、2本目をセッターがセットして、3本目をスパイカーが返すといったセオリーがあると思いますが、ビーチは決まりごとがないので、相手を見て1本目で返したり、トスを上げるふりして相手のコートの奥に返したり、相手との騙し合いや駆け引きみたいなトリッキーなプレーができます。

    でも最初はインドアとの違いに戸惑いました...。ブロックでワンタッチがあったら『1回』に数えられるなどのルールの違いもですし、セオリーがあるインドア脳のときは(プレー中の展開が)意味わからなくて泣きましたもん(笑)そんな時は坊ちゃんが落ち着かせてくれました(笑)

    坊野選手:
    あったね(笑)「よし、練習やめよう!落ち着くまで1回休憩しよう!」って(笑)

    吉岡選手:
    コートも大体8メートルとインドアより1メートルほど小さいです。インドアの広さに慣れていると、ナイスコースと思ったものがアウトになったり。

    あとはインドアはサーブでブレイクして点数を重ねていくことが大事ですが、ビーチはいかにサイドアウトを切って点数を広げるかが勝負です。

    ほかにも7点スイッチでコートが切り替わるとかもありますね!風向や日差しの向きによって有利になるグッドコートと不利になるバッドコートがあります。後半のどのタイミングでグッドサイドにいけるかが大事。

    もーめっちゃ頭使いますが、これも面白さのひとつです。

    坊野選手:
    2人揃ったらすぐプレーできるのも良いよね。老若男女問わずできるし...。(大会にもよりますが)同性が2人揃ったら大会にエントリーできます!親子で出るとかもできますよ。

    ー子どもから大人まで気軽に楽しめるスポーツなんですね!私自身もバレーをしますが、奥が深くてやってみたくなりました。

    Q.新チーム「ヴィクトリーナ レヴァリス」で目指す未来

    ー最後に。ビーチバレーで今後どのような目標を掲げていますか?

    吉岡選手:
    ビーチバレーは成績によって個人にポイントがつくシステムで、ポイントによって出れる大会が変わります。自分たちは大きな大会に出れるまでまだポイントが貯められていないのですが、試合を重ねて、ゆくゆくはツアーやアジア大会に出てみたいです。

    あとは、インドア時代に一回肩を壊してプレーできないときがありましたが、やっぱりバレーがめちゃくちゃ好きで。インドアは選手としての寿命がどうしても短いですが、ビーチは長いんですよ。結婚して、出産してもビーチなら戻ってこれます。50歳のプレイヤーもいらっしゃいます。自分の中ではまだ全然限界ではないので、息が長いビーチバレーで、自分ができなくなる限界までやりたいなって思います。

    坊野選手:
    私は、アカデミーの子らにビーチバレーを経験させてあげたいです。バレー始める子はだいたいインドアからスタートして、そのままインドアを続けると思うんですね。「バレーが向いてない」とかチームメイトとうまくいかないとか、色んな理由で途中でインドアを諦めたり辞めたりする子たちもいると思うんですけど、インドアだけじゃなくてビーチもあるんだよって、自分の選択肢を広げられるようなきっかけを作りたいです。

    子どもたちってビーチに触れる機会は少ないかと思うので、ビーチバレー教室とかイベントとかでビーチを子どもたちに知ってもらう活動をしていきたいなと思います。

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    インドアで培った経験を胸に、新たな舞台へ挑む吉岡選手と坊野選手。
    インタビューを通じて、バレーボールへの変わらぬ愛情と、ビーチバレーの可能性を次世代へつないでいきたいという前向きな姿勢が強く伝わってきました。

    選手たちの挑戦と競技への情熱に触れ、ビーチバレー初心者の私自身もその魅力に引き込まれました!
    ヴィクトリーナ姫路ファンやバレーボールに興味のある方は、まずは一度、砂の上で躍動する選手たちのプレーに注目してみてはいかがでしょうか。

    みたい/まるはり×みたい編集部
    ライター
    みたい/まるはり×みたい編集部

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    2026年6月26日時点での情報です。
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