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【ヴィクトリーナ姫路】攻守で輝く人気選手が語る、さらなる成長への想い。野中瑠衣選手に単独インタビュー!

【ヴィクトリーナ姫路】攻守で輝く人気選手が語る、さらなる成長への想い。野中瑠衣選手に単独インタビュー!
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    2025-26シーズンからヴィクトリーナ姫路に入団した#12 野中 瑠衣(のなか るい)選手。

    野中選手は、2019~2025年まで日立Astemoリヴァーレ(現:Astemoリヴァーレ茨城)でオポジットとして活躍し、ヴィクトリーナ姫路ではアウトサイドヒッターに転身。

    2025年の日本代表選手の登録メンバーに選出される実力派です。

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    細身の身体から放たれる力強いスパイク、そして、サーブレシーブ成功率は守備特化のリベロが名を連ねる中で大同生命SVリーグ女子8位にランクインするほどの高いディフェンス力。攻守ともにヴィクトリーナ姫路の要の選手の1人といっても過言ではありません。

    プレースタイルはもちろんのこと、華やかで明るいところも魅力的です。

    そんな野中選手に、12月7日(日)逆転勝利した群馬戦のあと、単独インタビューを受けていただきました!

    Q.ご自身の試合の振り返りをお願いします。

    野中選手:(ストレートで敗戦した)昨日の試合からチームとしても立て直して、先攻してのオフェンスを意識しましたが、2セットを先取されてしまいました。ですが、ハーフタイムのときにチームの雰囲気は落ちていなかったですし、自分たちがやることを明確にして臨めました。3セット目をとることで自分たちが勝つパターンを持ってこれたおかげで、タフで長い試合でしたが結果的に勝てたのだと思います。

    ただ、個人としては課題が多く残る二日間でした。ここ最近は、序盤に比べると得点数というところで噛み合わず自分の中で悶々とすることが少しあるので、練習で改善していきながら、試合での成功体験を増やし、自分の中でのもどかしさを改善していきたいです。

    でもそういう気持ちの中でも、今日は「バレーはチームスポーツだ」「そこがダメだったらディフェンスを頑張ろう、声がけを頑張ろう」というように自分の中で切り替えることができました。それもチームの皆のおかげだと思うので、色んなところで一歩ずつ成長していければと思います。

    Q.昨日のストレート敗戦で感じた個人の課題と、今日はどのように対応しましたか?

    野中選手:チームメンバーの構成によって、自分の役割が大きく変わります。(今回の場合だと)オポジットの宮部選手、カミーラ選手が入ると、ディフェンスを任されるシーンが多いと思いますが、スパイカーとしてやっている以上、また、今シーズンの課題としている「オフェンス」の部分でもってこれないと自身も悶々としますし、「もっとできるのに噛み合わない」というもどかしさがあります。それと同時にディフェンスが崩れるケースも何回かあります。

    求められているのは「ディフェンス」だけど自身が目指したいのは「オフェンス」で...需要と供給(がアンバランスなときがある)と言いますか...得点をもっととりたいと思っています。

    でも、結局それはすべてできれば良い話なので、今日はまずはディフェンスに集中しながらチームを良い流れにして、「自分もオフェンス頑張ろう」という気持ちで臨みました。

    Q.昨日のようにうまくいかない時の切り替え方は?

    野中選手:昨日は本当に流れがこない負け方で、自分たちも何から手をつけたら良いか、何が悪いのかを試合中に切り替えるのは難しかったです。

    一日おいて、今日、選手ミーティングをした際に、具体的な対策が話し合えました。気持ちが切り替わってもプレーが良くないと勝てない世界だと思うので、具体的な話ができて良かったです。

    また、試合前からしていた話し合いのおかげで昨日より気持ちが折れませんでした。「どんなにプレーが悪くてもチームの和を切らさずにやろう」と話していたので、自分がしんどい時もそれを思い返してプレーができたかと思います。

    Q.今回のホームゲームで新しいグッズが出てましたが、野中選手のグッズは毎回売り切れになるほど、姫路でファンがついています。どう思われますか?

    野中選手:まずは、ホームゲームを重ねていく上で、姫路のホームゲームやグッズを作ってくださっている運営(フロントスタッフ)の方への感謝を感じます。すばらしいエンターテインメントと、もっと良くしていこうという姿勢が伝わってきて、選手としてはそういうのを見ると「結果出したいな、もっと頑張らなきゃな」という相乗効果を産み出していると思います。

    また、東北から関西に来た私のことをグッズが売り切れるまで応援してくださるファンの方がいることは本当に嬉しいです。

    ヴィクトリーナ姫路のファンの方は、すごく声を出して応援してくださるので、プレー中に耳に入ってきて背中を押されます。子どもから大人まで色んな世代の方が応援に来てくださるのが一番の印象で、私たちプレーヤーとしてはとても嬉しいです。姫路のファンの方はとても素晴らしいです。

    Q.12月11日(木)からは「令和7年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド」が始まります。前年度優勝をとった姫路は2連覇が期待されているかと思いますが、今の意気込みをお願いします。

    野中選手:昨年のメンバーから大きくメンバーが変わって、今の姫路のバレーというのは良くも悪くも大きく変わっていると思います。新生のヴィクトリーナ姫路で戦っている途中で、優勝というタイトルもすごく大切かと思いますが、試合を重ねていくにつれて成長していくのが今年のチームだと思いますので、その成長を重ねた先にタイトルをとれるように頑張っていきたいと思います。

    もちろん皆のモチベーションも高まっているので、トーナメント戦で厳しい戦いにはなるかと思いますが、自分もそこに照準を合わせてコンディションを調整して一戦一戦を戦っていきたいと思います。

    試合を重ねていく中で、チームの組織力の高まりを感じます。また、野中選手もすでに完成度は高いように思えますが、ご本人にとっては「オフェンス」に課題があるとのこと。
    「ディフェンス」と「オフェンス」が野中選手の中で噛み合った瞬間、どのような活躍が見られるのでしょうか。チームはどこまで強くなるのでしょうか。

    今後の野中選手と、ヴィクトリーナ姫路の飛躍がとても楽しみです!

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    タフな試合後でお疲れのところ、笑顔でインタビューを受けてくださった野中選手。本当にありがとうございました!

    第9節ホームゲームレポート

    12月6日・7日vs群馬グリーンウイングスの試合記事はこちらから

    みたい/まるはり×みたい編集部
    ライター
    みたい/まるはり×みたい編集部

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    2025年12月11日時点での情報です。
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