【2025-26 大同生命SV女子】ストレート敗戦を乗り越え、諦めない粘り強さでフルセット逆転勝利!ヴィクトリーナ姫路が群馬グリーンウイングスに1勝1敗
2025年12月6日・7日。
SHOWAグループ総合体育館(加古川市立総合体育館)にて、ヴィクトリーナ姫路のホームゲームが開催されました。
今回の対戦相手は、大同生命SVリーグ女子・総得点1位のオリビア・ロジャンスキ選手を擁する「群馬グリーンウイングス」です。
試合の結果のほか、試合後に開かれた記者会見の様子など、内容盛りだくさんでお届けします!
12月6日(土)スギ薬局 Special Match
第1セット 姫路 18 - 25 群馬〇
第2セット 姫路 26 - 28 群馬〇
第3セット 姫路 19 - 25 群馬〇
セットカウント 姫路 0 - 3 群馬
アヴィタル・セリンジャー ヘッドコーチのコメント
本日もたくさんのご声援ありがとうございました。
今日は"強いチームが勝つ"という、シンプルな構図の試合でした。自分たちはそれぞれがうまくプレーできず、チームとしても機能しない場面が多かったと思います。ただ、スポーツではこうした試合は起こりうるものです。
大事なのは、ここからしっかり切り替えて、もう一度やり直すことだと思っています。私たちがこれまで積み重ねてきたものを、明日の試合で証明したいと思います。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。



この日のPOM(※)は、姫路の強打をつぎつぎと拾い上げ、群馬の攻撃の流れを築いた#15 工藤 真帆選手(リベロ)でした。
※プレイヤー・オブ・マッチ:その試合で最も優れた活躍をした選手に贈られる賞

ヘッドコーチ、吉田選手・大島選手の記者会見
試合後、アヴィタル・セリンジャーヘッドコーチ、#6 吉田 眞奈選手・#8 大島 杏花選手の会見が開かれました。(一部質疑応答を抜粋)

Q.試合の振り返りをお願いします。
ヘッドコーチ:チーム全体がうまく機能しない試合でした。スポーツにはあり得ることなので、今日はそういう日なのかなという感じです。ここから切り替えて、やり直します。(通訳:阿部 美奈子)
Q.本日はサーブレシーブがうまくいかなかったように思えますがいかがでしょうか。
ヘッドコーチ:今日のような試合は細かい分析は必要ありません。何をしてもうまくいかなったので、どこがどうだったというような細かい分析はしません。また24時間以内に試合は始まります。それまでに、各個人で自分のプレーを振り返って、明日なにを改善できるかを短時間の間に見つけて(精神的なものも含めて)、今日よりもより良いものを見せられれば良いと思います。(通訳:阿部 美奈子)


Q.試合の振り返りをお願いします。
吉田選手:自分たちのやりたいことができなくて、ずっと群馬さんに流れを持っていかれたまま進んだ試合でした。私自身、リベロとして1枚で出た試合でしたが、調子が悪いなら悪いなりの違う形でチームに貢献できていればと思いました。
大島選手:相手の攻撃に対応できなかった部分もたくさんありましたが、それ以前に自分たちのオフェンスの面で「もう少し相手にプレッシャーをかけられたな」と思う部分がたくさんあった試合でした。トスをあげてもアタッカーが打ちづらそうにしていたシーンもあったのでそこが修正点です。ディフェンスの面では対応できていたところもあったので、そこは自分たちの自信につなげて明日こそは勝てるように切り替えて頑張りたいと思います。
Q.今日の試合も、バレーボールをしている学生さんがたくさん来られていました。スポーツをしていたらどうしてもうまくいかない時もあると思いますが、学生さんたちに気持ちの切り替えのアドバイスをお願いします。
吉田選手:自分にとって良いことばかりがずっと続くわけではありません。バレーボールをしてきた経験上、今はしんどいけど、これを乗り越えたら勝ちに繋がる"希望"をもつことが大事だと思います。
大島選手:私は結構気にするタイプで、自分から落ち込んでしまうところがあります。学生の時に先生から言われた『人間万事塞翁が馬』をモットーにしています。あとは、どうしても1人でいると勝手に落ち込んでしまうので誰かと居たり、あとは、思いっきり泣きます(笑)
12月7日(日)スギ薬局 Special Match
第1セット 姫路 21- 25 群馬〇
第2セット 姫路 20 - 25 群馬〇
第3セット 〇姫路 25 - 20 群馬
第4セット 〇姫路 25 - 23 群馬
第5セット 〇姫路 16 - 14 群馬
セットカウント 姫路 3 - 2 群馬
アヴィタル・セリンジャー ヘッドコーチのコメント
本日も昨日に引き続き熱い声援ありがとうございました。
今シーズン初のセットカウント0-2からの逆転勝利でした。
これからチームをビルドアップしていく上で、貴重な1勝となります。学び多き2試合でした。
これからも変わらぬご支援よろしくお願いします。



この日のPOMは、どんなボールにも食らいつく姿勢でコートを駆け回り、チームを幾度となく救った守備の要#13 福留 慧美選手(リベロ)でした。

試合後には#12 野中 瑠衣選手(アウトサイドヒッター)がインタビューを受けてくださいました!
▼ インタビュー記事はこちら
試合の振り返りや課題、ファンへの思いなどをインタビュー!
優勝争いの大注目カード!次回は姫路×NEC川崎戦
2025年12月8日現在、ヴィクトリーナ姫路は14勝4敗で大同生命SVリーグ女子14チーム中3位(2位SAGA久光とは勝率タイ)となっています。
残り26試合のうち、ホームの試合は14試合です。(ヴィクトリーナ・ウインク体育館で12試合・サンアリーナせんだい2試合)
次戦は12月27日(土)・28日(日)ヴィクトリーナ・ウインク体育館で開催されるNECレッドロケッツ川崎戦。
現在首位のNEC川崎(16勝2敗)は、どこからでも攻撃できる高いオフェンス力、セッターの卓越したゲームメイクを誇る強敵です。
今回の群馬戦のように、不調があってもそれを切り替える調整力・修正力、そして、最後まで絶対に諦めず勝利をつかみとる強さがヴィクトリーナ姫路にはあります。
何度もラリーが続き、最後まで戦い抜く粘り強さで逆転勝利を呼び込んだGAME2は、客席からは割れんばかりの歓声が上がり、会場は熱気に包まれました。
ぜひ、その"熱気"を会場で体験しましょう!
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