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【佐用】生まれ変わった佐用町の玄関口 変わらない歴史文化薫るまち平福地区を訪ねて|道の駅 宿場町ひらふく

【佐用】生まれ変わった佐用町の玄関口 変わらない歴史文化薫るまち平福地区を訪ねて|道の駅 宿場町ひらふく
目次

    兵庫県の西部に位置する佐用町。

    四方を囲む山々、全国名水百選にも選ばれた清流・千種川、夏の佐用を黄色く染めるひまわり、夜空を埋め尽くす満天の星など、雄大な自然に包まれたのどかで静かな町です。

    また国指定史跡「利神城」や、上月城跡、宿場町平福の町並み、宮本武蔵初決闘の場など、歴史的遺産も豊富。

    一方で、世界最大の公開型望遠鏡"なゆた"をもつ「兵庫県立大学 西はりま天文台」や、世界最高性能の放射光実験施設「Spring-8」があり、世界中から科学者が集まります。

    そんな自然と歴史、科学が共存するまち・佐用町に、今春、新たな魅力が加わりました。

    2025年4月20日「道の駅 宿場町ひらふく」がリニューアルオープン!

    佐用が丸ごと詰まった道の駅で、グルメや買い物を大満喫!

    初夏の陽気に包まれて、佐用町平福地区を訪ねます。

    散策ルート

    町の玄関口リニューアルオープン!~道の駅 宿場町ひらふく~

    日本全国に1,230駅(2025年1月現在)が登録されている道の駅。

    近年は、単なる休憩所ではなく"目的地"へ姿を変えたと言っても過言ではありません。

    そこには、個性豊かな賑わいの場作りに取り組む、地域の努力の結晶が。

    読者の皆さまの中には、道の駅ファンもいらっしゃるのでは!?


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    中国道佐用ICから北へ約2km、国道373号線を走ると見えてくる「道の駅 宿場町ひらふく」。

    駅名を背負う宿場町平福地区で1999年(平成11年)にオープンし、四半世紀以上にわたり、地域や観光客に愛されています。

    この度、リニューアル工事が完了し、2025年4月20日、新たな佐用町の顔として生まれ変わりました。

    平福の町並みに合わせた落ち着いた外観はあえてそのままに、直売所とレストランを大改装!

    一歩入れば、地元色あふれた空間が広がります。

    直売所は、売り場面積が大きくなり、地元野菜や特産品がずらり!

    レストランは、メニューも一新し、地元食材をふんだんに使用。

    新設されたサラダバーは新鮮野菜を堪能できると大好評です。

    テイクアウトのコーナーも、メニューが豊富になり、佐用のソウルフードが手軽に味わえます。

    また、これまでなかった加工室を設けることで、"メイド イン 駅"を提供できるようになり、地元食材を使ったスイーツ作りにも力を入れているのだとか。

    もうわくわくとお腹の音が止まりません...

    さっそく、新しくなったレストランで旅の腹ごしらえといきますか!


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    大改装され、店内もメニューも生まれ変わったレストラン。
    和モダンテイストのすっきりした空間で、ゆったり過ごせそう。

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    自慢は、なんといっても地元"肉"メニュー!
    明るく元気な店員さんから「佐用産KOBE BEEF」と「さよう姫ポーク」をおすすめいただいたので、ここは欲張ってどっちも!!

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    「佐用産KOBE BEEF ハンバーグ定食(1,450円)」と「さよう姫ポーク トンカツ定食(1,400円)」をチョイス。
    神戸牛の品評会でも数々の受賞歴がある佐用産神戸ビーフ!ブリスケ丼(1,800円)も人気だそう。
    佐用育ちの「さよう姫ポーク」を使用したメニューは、ほかにも生姜焼き定食(1,400円)とカツ丼(1,000円)もあって、かなり迷います。

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    なんと、新鮮野菜のサラダバーが付いています!
    これはうれしいですね。
    (丼・うどんにはサラダバーは付きません)

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    お米ももちろん佐用産。
    優しい味わいでほっこりするお味噌汁には、地元のもち大豆からできた三日月みそが使用されています。
    サラダバーにあった、地元産わらびの煮物、ほどよい苦みがアクセントになっていておいしかったですよ。

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    気持ちの良い日差しが入り込む窓側のお席で、ゆっくり佐用の味をいただき満腹です。

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    その地の"食"を味わえるのは、道の駅の醍醐味。
    直売所には、自宅へ持ち帰れる地元食材や加工品が揃っていて楽しいですよね。

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    野菜コーナーが豊富!
    地元農家さんがその日の朝に届けてくれる季節の野菜や山菜がたくさん。
    観光客はもちろん、地元の方も新鮮野菜を求めて買い物に来られるそう。

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    佐用の町花"ひまわり"。
    数十万本のひまわりが咲き誇る夏の佐用には、全国から多くの人が訪れます。
    見て楽しむだけでなく、食べてもおいしいのが佐用のひまわり。
    無農薬ひまわりのオイルは、お土産や贈り物にも、もちろん毎日の食卓にも人気の商品です。
    ドレッシングやお菓子もありますよ。

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    町特産の「佐用もち大豆」を使用した味噌は、数々の賞を受賞した佐用自慢の逸品。
    甘みが強めでまろやかなお味噌で、お子さまにも人気ですよ。

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    佐用町産の牛乳と野菜・果物などを使ったジェラート専門店の商品も。
    この日も手に取る人を多く見かけました。

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    パンのコーナーを発見!
    佐用町内のパン屋さんの商品が一堂に。
    お気に入りを見つけてみてくださいね!

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    道の駅のテイクアウトコーナーが好きな方も多いのでは?

    ホルモン焼きうどん(800円)や、佐用産神戸ビーフの牛串カツ(500円)、しかコロッケ(300円)などソウルフードが揃っています。

    なかでも「ホルモン焼きうどん」は、約70年前から愛されるご当地グルメ。

    目の前で焼いてくれるので、香りがより一層食欲をそそります。

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    駅長おすすめのスイーツもぜひ!
    もっちもち「とうふドーナツ」(200円/1個)と、サクほろの「きなこのクッキー(450円)」。
    もちろん、町内産の豆腐やもち大豆きなこが使用されています。
    新たにできた加工室でスイーツの開発を行っているのは、地元の女性お二人。
    パティシエの資格を活かし町に貢献したいと働くママさんが、今後もメニューをもっと増やしていきたいと意気込んでいます。
    楽しみにしていますね!

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    「何度も愛される道の駅にしたい」と穏やかな表情で話しくてくれたのは、4月から新駅長となった真岡伯好さん。
    町職員を退職後、駅長に。
    商工観光課での勤務も長く、町の情報にも長け、佐用をこよなく愛する真岡さんは適任ですね。
    「慣れない」と照れ笑いながらも着こなす帽子とエプロン姿が、既に板に付いていました。
    駅長をお見掛けの際は、気軽にお話ししてみてくださいね。
    佐用のことならお任せを!

    "もう少し、佐用にいたくなる"

    そんな駅づくりを目指し、地域と連携を取りながら、ここから佐用を発信していきたいと力強く語ってくださいました。

    店名 道の駅 宿場町ひらふく
    住所 佐用郡佐用町平福988-1 MAP
    定休日 水曜日(トイレや駐車場は利用可能です)
    電話番号 0790-83-2373
    営業時間 9:00~17:00(レストランは11:00~15:00)
    駐車場
    その他 お問い合わせ・ご予約の際は「まるはりorみたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。
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    生まれ変わった佐用町の玄関口 変わらない歴史文化薫るまち平福地区を訪ねて|宿場町 平福の町並み・十輪山 光明寺

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    2025年5月26日時点での情報です。
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