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【姫路】ふるさと納税返礼品を使ってみました! いえしまコンシェルジュおすすめの「家島の天然塩5こセット」

【姫路】ふるさと納税返礼品を使ってみました! いえしまコンシェルジュおすすめの「家島の天然塩5こセット」
目次

    市民の誰もが自由に姫路ライフを満喫し、好きなことややりたいことへの挑戦を重ねる中で、歳を重ねるごとに"好き"の理由が増えていく、深まっていく「住むほどに"好き"が深まる "姫"のまち」。

    昨年スタートした「住み続けたいひめじプロジェクト」の中で、そんなブランドメッセージ&ロゴが決定した姫路市。

    世界文化遺産・姫路城とともに育まれた歴史と文化、海・山・川がある豊かな自然と多彩なグルメ、ものづくり産業、商業施設などが集結する播磨地域の中心都市には、「家島諸島」という島もあります。

    今回はそんな「何でも揃っているまち」姫路市のふるさと納税返礼品の中から、「家島の天然塩5こセット」をご紹介します。

    かつては塩の産地だった姫路市

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    北部は緑豊かな山々に囲まれ、中南部はJR姫路駅を中心として、旧城下町の面影が残る歴史的な街並みが広がっている姫路市。

    南部は瀬戸内海の中でもとりわけ多くの魚が生息している播磨灘に面し、古くから漁業が盛んに行われてきました。

    特に姫路港から旅行船に乗り約30分の場所にある家島諸島の1つ「坊勢島」は総漁船数が900隻近くあり、1漁港当たりの漁船数は全国1位を誇ります。

    また「塩づくり」というと兵庫県内では赤穂市が有名ですが、江戸時代には姫路市の大塩地区にも大規模な入浜式塩田がつくられ、塩の産地でもありました。

    今回は、「家島の天然塩」を姫路市のふるさと納税返礼品として提供している「いえしまコンシェルジュ株式会社」の中西さんにお話をお伺いました。

    「離島」のイメージを覆す家島の魅力

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    「いえしまコンシェルジュ」とは、家島の魅力的な風景や食べ物、人と観光客との仲介役を担う家島の総合的な観光コーディネーターのこと。

    大学で建築を学び、卒業後は建築士として土木施工管理会社や都市計画系のシンクタンクに所属していた中西さん。
    建築に携わりながらも、「日本の人口は減っていくのに、なぜ、まだ新しい建物を建て続けなければならないのか?」との疑問を抱いていたといいます。

    もう少し広い視点から人口減少社会に向き合いたいと思っていた矢先に出会ったのが、「いえしまコンシェルジュ」を養成し、地域の空き家をゲストハウスとして活用することを目指す「NPO法人いえしま」の取り組みでした。

    地方都市・姫路にある離島・家島は、まさに地方都市の中の地方都市。
    「多くの地方都市の衰退があって、ようやく大都市に影響がある」と考えたときに、その先端である地方都市に関わりたいと思い「いえしまコンシェルジュ養成講座」の受講を決めたのだそうです。

    しかし、いざ現地に着くとビックリ!
    木造の平屋や2階建ての民家が広がるのどかな離島のイメージを抱いて行った家島には、鉄筋コンクリート造りの豪華なビルが立ち並んでいました。

    そこで知ったのが、漁業だけでなく、採石業と海運業で栄えた家島の歴史。
    そして、それによって培われた"家島の暮らし"の独特の雰囲気と不思議な魅力の虜になったそうです。

    2011年に家島に移住し、2014年に島内の若者同士の交流を目的とした「家島ふるさとづくり青年隊(現:いえしまライフ)」を立ち上げ。

    そこから、「男鹿島うみのいえ」や「海がみえるカフェ スコット」の運営、「家島空き家対策協議会」の立ち上げなどを展開。

    2022年に開設した、一棟貸し宿泊施設「家島ハレテラス」も好評を博しています。

    そんな中、「家島の魅力を多くの方に広め、行ってみたいと思っていただきたい」との想いで、家島の食品や雑貨などを扱うセレクトショップをスタート。
    今回ご紹介する「家島の天然塩」も、その中で取り扱われています。

    気になる「家島の天然塩」のお味は?

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    「家島の天然塩」をつくっているのは、1944年(昭和19年)生まれの中川さん。

    家島諸島の1つである「西島」で、地下30mから海水をくみ上げて塩づくりをしています。

    中川さんは元漁師で、もともとはちりめん漁をされていたそうですが、年々漁獲量が減少して行く中で、海から"獲る"から"つくる"へシフトする必要を感じ、塩づくりを始めることを決意したそうです。

    そして長崎県の五島列島に留学し、塩づくりの修業をしました。
    ところがそこで学んだ製法を持ち帰り、播磨灘の海水で塩をつくってみたところ、なぜか同じようなおいしい塩ができない・・・。

    そこから試行錯誤を重ね、播磨の海水に合った製法を確立。
    2003年に「家島の天然塩」が完成したそうです。
    その特長は、大粒でまろやかなしょっぱさ、そして心地よく残る甘みがあること。

    夜を徹して、18時間かけて薪火の釜でじっくり炊き上げることで、苦みや塩角がなく、口当たりの良い塩に仕上げています。

    そんな家島の天然塩は、「食材の旨みを最大限に引き出してくれる」と、高級料亭や料理旅館などでプロの料理人にも愛用されています。

    「いえしまコンシェルジュ」では、この家島の天然塩を瓶詰めにし、薪火をイメージした赤い和紙をかぶせ、贈答品やお土産としても使える限定パッケージを開発。
    この包装作業は島内の就労継続支援B型事業所で行われ、雇用の創出にも寄与しています。

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    「家島の天然塩5こセット」
    内容:内容量80g×5個
    事業者名:いえしまコンシェルジュ株式会社
    寄附金額:13,000円

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    最後に、中西さんに今後の展望を聞いてみたところ、「今後は外国の方にも、もっと家島に来ていただけるような仕掛けを考えていきたいですね」と答えてくださいました。

    中西さんは、前述したカフェや宿泊施設などの運営と合わせて、家島の見どころを紹介するガイドツアーなども行っているので、私たちも現地に足を運んでみたいですね。

    また、姫路市では「家島の天然塩」のほかにも、ふるさと納税限定の"御城印"と交換できる「姫路城守ポイント」、市内で醸造されたクラフトビール「姫路クラフトビール KOGANE」や「Free Spirits Brewing(運営:HTW株式会社)」、「姫路和牛」など、魅力的なふるさと納税返礼品を取り揃えています。

    今年の3月からは「関西おでかけ納税」の提供もスタート!
    姫路城・好古園の観光で使えるデジタル入場券や姫路市内の飲食店・宿泊施設などの加盟店で使えるデジタル商品券が受け取れるサービスで、おでかけ中にスマートフォンから寄附(ふるさと納税)し、利用することも可能です。 市外から観光に来られる際は、ぜひチェックしてみてくださいね。

    姫路市のふるさと納税ページ【姫路市役所】

    問い合わせ先 政策局ひめじ創生戦略室
    住所 姫路市安田4-1 MAP
    定休日 土・日曜日、祝日、12/29~1/3
    電話番号 079-221-2834
    開庁時間 8:35~17:20
    駐車場 有(無料)
    アクセス JR・山陽姫路駅 徒歩20分
    HP 関西おでかけ納税【公式HP】
    姫路市役所【公式HP】
    いえしまコンシェルジュ株式会社【公式HP】
    その他 お問い合わせ・ご予約の際は「まるはりor姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。
    2025年4月25日時点での情報です。
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