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【西脇】播州織の最新アイテムが登場する「I♡播州織逸品展」|2025年7月4日(金)~24日(木)

【西脇】播州織の最新アイテムが登場する「I♡播州織逸品展」|2025年7月4日(金)~24日(木)
目次

    「I♡播州織逸品展」2025年7月4日(金)~24日(木)の期間には、Oribaka(株式会社織馬鹿)、La Mamarge(株式会社丸萬)、KOENORIMONO(小円織物)が登場。

    西脇市の市街地にある播州織工房館に出かけて、各社独自の技術と創意を凝らした定番商品や最新アイテムの魅力をぜひ、直接手に取ってお試しください!

    糸を織ることに特化して自由自在に「oribaka」~株式会社織馬鹿~

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    糸の鮮やかな色合いを引き出した軽やかなストールから、織馬鹿は始まりました。


    自らを機屋だと自認する高瀬佳典さん。
    ずっと布を織っていきたいという思いから、その名も「織馬鹿」というブランドを立ち上げました。
    前身となったのは先代から引き継いだ有限会社貢織布ですが、ファッションブランドからの受注のみに頼る営業スタイルに限界を感じたのです。

    そこで、ファクトリーブランドという言葉の認知度も低かった十数年前に独自の製品作りをスタート。
    それは販売チャネルとの接点もなく、消費者の声も聞こえないなかでの暗中模索の連続でした。
    そのなかで、最終的にユーザーの声に耳を傾ける機会を見出し、独自の方法論で「織馬鹿」という破天荒なネーミングのブランドを育てていきました。

    商品作りの核になるのは実体験。
    自らが熱中症で倒れた経験をもとに開発した首周りを冷やしていく「ネックーラー」は年間数千アイテムを売り上げる大ヒット商品です。
    派生商品として、首周りを温める「ヌックーマー」を生み出しました。
    テキスタイルデザインを手掛ける奥さんと息のあったコンビで、これからもずっと実体験に基づいたアイテムを作り続けていくでしょう。

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    経糸と緯糸の色合いが組み合わさって印象的な風合いを生み出すミニストール。

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    高瀬さんの実体験から生み出された年間数千個を売り上げる大ヒット商品ネックーラー。

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    大判の千鳥格子を大胆にあしらった日傘。
    UV加工に加え、防水加工も施しているので雨傘としても利用できます。

    2025年7月号(6月25日公開)にて「みメンバー限定!プレゼントあり」

    「播州織逸品展」出展日 2025年7月4日(金)~24日(木)
    問い合わせ先 株式会社織馬鹿
    電話番号 0795-22-9346
    HP 株式会社織馬鹿【公式HP】
    oribaka(株式会社織馬鹿)【公式Instagram】

    7人の女性社員から始まったブランド「La Mamarge」~株式会社丸萬~

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    加古川駅前のヤマトヤシキ加古川店にもショップがあるので、こちらもチェック!


    明治34年創業の織物会社に勤める女性社員で立ち上げたブランド「La mamarge(ラ・ママージュ)」。
    自社で作っている播州織のたくさんの端切れを利用し「何かできないか」と考え、「何か作ってみたら?」という専務の一声で、2012年(平成24年)6月に始まりました。

    当初は、会社のなかで部署も業務内容もバラバラの7人から始まりました。
    仕事の隙間時間を利用し、デザインやカットなどの試作と打ち合わせをこなし、子どもがいる主婦が多いことから、親子お揃いのエプロンなど、「自分たちがほしいな」と思えるアイテムを作ってきました。
    業務形態は変わりましたが、引き続き、日々お客さまのニーズに沿った製品作りを行っています。

    スタート当初は在庫の織物をやりくりして、手作り感覚で行っていた商品作りも10年以上たった今では大きく様変わり。
    岡山の帆布メーカーとのコラボでトートバッグの企画や、抗菌防臭効果の高い和紙の糸で編んだ靴下、入学式や卒業式の装いにも使えるワンピースなど、ラインナップも多彩に。

    「自分たちがほしいもの」を、「自由」に、「どこまでできるか」ということを大切に、播州織を使ったモノ作りはこれからも続いて行きます。

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    繊細な小紋が織り込まれた張りのある生地で仕立てられたちょっとフォーマルなワンピース。

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    播州織の特長といってもいいタータンチェックがワンポイントであしらわれた帆布トート。

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    張りがあるのに繊細な肌あたりがやさしいのは高い技術で織り上げる播州織ならでは。
    ドビー織のストールは使い勝手よし。

    2025年7月号(6月25日公開)にて「みメンバー限定!プレゼントあり」

    「播州織逸品展」出展日 2025年7月4日(金)~24日(木)
    問い合わせ先 株式会社丸萬
    電話番号 0795-22-5551
    HP 株式会社丸萬【公式HP】
    La mamarge(株式会社丸萬)【公式Instagram】

    独自技術で織りのニュアンスを楽しむ「KOENORIMONO」~小円織物有限会社~

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    小円織物の3代目を担う小林一光さんと広報や販売などの現場をサポートする郁香さん。
    2人が着ているのは影織のシャツ。


    なみなみと揺らぐボーダーの「よろけ織」。
    この独自性のある織り方を追求し続けてきたのが「KOENORIMONO(こえんおりもの)」。
    所有するレピアドビー織機に初代が独自に開発したよろけ装置をつけることで、織りのパターンがなみなみとたゆたっていきます。
    この技術は実用新案をとった小円織物独自の技術で、ボーダーやチェックといった規則性のあるパターンは、そのゆらぎを際立たせます。

    さらに近年では、無地に見える生地を太陽や月の光に透かすとゆらゆらとした影が表れる「影織」を開発。

    「I♡播州織逸品展」では、生地の販売を中心にブラウスやシャツのオーダー受注も展開。
    まずは、触って眺めて透かして「よろけ織」と「影織」の奥深い魅力を感じ取ってください。
    100年近く前に操業した山間地の小さな工房でしか生み出せない独自性のある織物がここにあります。

    どの生地もよろけ具合や影のゆらぎは違うので、まさしくアナタだけの一点物になるはず。

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    織られるボーダーが不規則によろけてもどりつ不思議な魅力を醸し出す「よろけ織」。

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    小円織物が独自開発した技術「影織」。
    照明のシェードにも採用されるなど、その風合いは高く評価されています。

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    「影織」の生地をノーカラーのブラウスにセミオーダー。
    不思議な風合いのある生地に一度、触れてみて。

    2025年7月号(6月25日公開)にて「みメンバー限定!プレゼントあり」

    「播州織逸品展」出展日 2025年7月4日(金)~24日(木)
    問い合わせ先 小円織物有限会社
    電話番号 0795-37-0377
    HP 小円織物有限会社【公式HP】
    小円織物有限会社【公式Instagram】

    お問い合わせ先

    施設名 播州織工房館
    住所 西脇市西脇452-1 MAP
    定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
    電話番号 0795-22-3775
    営業時間 10:00~17:00
    駐車場 西脇TMOの駐車場を利用可(徒歩1分)
    アクセス 滝野社IC 車15分
    HP 播州織工房館【公式HP】
    その他 お問い合わせの際は「まるはりor姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。
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    【西脇】播州織の最新アイテムが登場する「I♡播州織逸品展」|2025年5月2日(金)~22日(木)

    詳細情報はこちら

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    【西脇】播州織の最新アイテムが登場する「I♡播州織逸品展」|2025年6月6日(金)~26日(木)

    詳細情報はこちら

    2025年4月25日時点での情報です。
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