【西脇】ふるさと納税返礼品を使ってみました! プロからも選ばれる「黒田庄和牛」

東経135度と北緯35度が交差する、「日本のへそ」に位置する西脇市。
緑の山々に囲まれた市内を加古川、杉原川、野間川の3つの河川が流れ、大阪方面、神戸方面、姫路方面へのアクセスが車で約1時間の立地にありながら自然豊かで、子育てサポートや教育環境が充実しているという魅力のまちです。
北播磨最大規模のあじさい園「都麻乃郷あじさい園」、紅葉の名所「荘厳寺」「西林寺」など、季節の植物を愛でることができるスポットも数多く、観光にもオススメ。
3つの河川が合流し、その谷沿いにまちが広がっていることから、晩秋から初冬にかけて濃い霧が発生しやすく、雲海スポットとしても人気です。
今回はそんな西脇市のふるさと納税返礼品の中から、ブランド牛「黒田庄和牛」をご紹介します。
緑豊かな清流のまちが育んできた地場産業
加古川、杉原川、野間川といった河川が集まり、水資源が豊富だった西脇市は、230年以上の歴史を誇る地場産業「播州織」のまちとしても有名です。
また「播州釣針」の産地として栄え、日本の釣り針製造において、現在も周辺地域と合わせて全国の9割以上のシェアを誇っています。
グルメでも今回ご紹介する地域ブランド黒田庄和牛のほか、山田錦、金ゴマ、イチゴなど多くの特産品があります。
今回は、そんな市内の第一次産業を支えるJAみのりの特産開発センター・センター長の播田 慶人さんにお話をお伺いしました。
西脇市黒田庄町の方たちが長年かけて築き上げた地域ブランド
世界で最も贅沢な食べ物のひとつとも評され、世界中の高級飲食店で提供されている「神戸ビーフ」。
約200年続いた鎖国が解かれた江戸時代末期から海外にもそのおいしさが知られ、その頃から外国人が来日する楽しみとして挙げられてきたとも言われています。
その素牛は、肉牛として最も優れており、ほとんどの和牛の改良にも使用される「但馬牛(たじまうし)」。
赤身とキメ細やかに入ったサシとのバランスが絶妙で、旨みのある赤みは柔らかく、脂の融点が低くとろけるような食感が特長の黒毛和種の極上牛です。
但馬牛のすべてが神戸ビーフになれるのではなく、日本で最も厳しい審査基準をクリアしたもののみが神戸ビーフに認定されます。
この血統書付きの但馬牛の素牛を、西脇市黒田庄町で育てたのが黒田庄和牛。
出荷頭数の約90%が神戸ビーフに認定され、その品質の高さで飲食店などからも指名買いされるブランド和牛です。
昭和30年代に肥育がスタートし、昭和58年に誕生した地域ブランド「黒田庄和牛」は、町内の畜産農家さんたちが力を合わせて品質向上に努めてきました。
例えば、「黒田庄和牛同志会」というグループを結成して情報交換をしたり、長年の歴史の中で培ってきた互いのノウハウを集結して、黒田庄和牛専用のエサを開発したりしてきたそうです。
このエサには、市内で生産される酒米の最高峰山田錦の稲わらなどが配合されているのですが、これを譲ってもらう稲作農家さんに牛糞を堆肥にして返すSDGsな取り組みが昔から行われてきたことも特筆すべき点です。
気になる黒田庄和牛のお味は?
西脇市黒田町の方たちの努力の結晶である黒田庄和牛は、鮮紅色の赤みにキメ細やかに入ったサシが見た目にも美しい逸品。
焼くと何とも言えない、香ばしく芳醇な香りが立ち込めます。
ひとくち食べると肉のコクと旨みがじゅわーっと共に口いっぱいに広がり、ごく柔らかな肉質は確かな余韻を残しながらも口の中でとろけていきます。
ちょっと良いお牛肉を食べた時にありがちな、「とってもおいしい! けど、くどくて食べ疲れる」ということもなく、小さなお子さまからご高齢の方までペロリと食べられてしまうおいしさです。
「黒田庄和牛(神戸ビーフ素牛)」
内容:訳あり 小間切り落とし250g×2パック
事業者名:みのり農業協同組合特産開発センター
寄附金額:8,500円

詳細情報はこちら

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ふるさと納税返礼品を通して知る、西脇市の魅力とは?
安定したおいしさに定評がある黒田庄和牛と、それを育んできた西脇市ですが、人口減少や高齢化に伴う後継者不足や人材育成が課題にもなっています。
市内で生まれ育ち、黒田庄和牛に携わって30年になる播田さん。
西脇市をこの地域ブランドで、さらに盛り上げていきたいと話します。
2024年12月には、JAみのり特産開発センターが直営する、黒田庄和牛直売店「みのり特産館(西脇市黒田庄町田高317-2)」をOPEN!
JAみのり特産開発センター(西脇市黒田庄町岡22-1)内にある直売所以外でも、黒田庄和牛が購入できるようになりました。
黒田庄和牛を使ったコロッケやメンチカツ、カレーなどのほか、山田錦を使った酒や地域の特産物なども揃っているので、西脇市を訪れた際はぜひ立ち寄ってみたいですね。
今後はお弁当やお惣菜に力を入れるなど、商品のラインナップをさらに増やし、地域課題のひとつである「買い物難民」の解消も目指していかれるそうです。
西脇市ではほかにも、市内で生産された山田錦を使った日本酒の飲み比べセット、播州織の生地で製作されたfamiliar(ファミリア)のジャンパースカートなど、魅力的な返礼品を取り扱っています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
問い合わせ先 | 西脇市役所 産業活力再生部 商工観光課(ふるさと納税担当) |
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住所 | 西脇市下戸田128-1 MAP |
定休日 | 土・日曜日、祝日、12/29~1/3 |
電話番号 | 0795-22-3331(代表) |
開庁時間 | 8:30~17:15 |
駐車場 | 有(無料) |
アクセス | JR新西脇駅 徒歩15分 |
HP | 西脇市役所 産業活力再生部 商工観光課(ふるさと納税担当)【公式HP】 西脇市ふるさと納税(西脇市観光物産協会)【公式HP】 JAみのり【公式HP】 |
その他 | お問い合わせ・ご予約の際は「まるはりor姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |