大空を気球が飛ぶ町【加西市】を満喫!人気の観光スポット&おすすめ特産品まとめ

大空を気球が飛ぶ町【加西市】を満喫!人気の観光スポット&おすすめ特産品まとめ
目次

    山間に広がる穏やかな小都市・加西市には知られざる魅力がいっぱい。
    アクセスも良く、歴史や自然に手軽に触れることのできるおすすめ観光地です。

    今回はそんな加西市について詳しく紹介します。

    加西市の基本情報

    気球が飛ぶ加西市の写真

    加西市は兵庫県の中央にある人口約41,000人の市です。
    播磨地方の東部に位置し、姫路市や西脇市、小野市などが隣接します。

    水田の広がる自然に恵まれた環境で、米(特に酒米)やぶどうの生産が盛んです。

    アクセスについて

    北条鉄道の写真

    公共交通では大阪から約1時間30分、神戸から約1時間10分、姫路から約1時間で行くことができます。

    車では大阪から約1時間20分、神戸からは約1時間、姫路からは約40分でアクセスできますよ。

    歴史について

    酒見寺の写真

    約1300年前に編纂された「播磨国風土記」にも登場する歴史ある街です。

    住吉神社・酒見寺の門前町として栄え、江戸時代には東西・南北の街道が交わる宿場町として繁栄を極めます。
    その住吉神社で4月に執り行われる北条節句祭は2022年で900年を迎える由緒ある盛大なお祭りです。

    節句祭りの様子

    現在の加西市は1967年(昭和42年)に旧加西郡の3町が合併して発足しました。

    風土・気候について

    気球がとぶ加西市の写真

    中国山地の裾野に位置し、海には接していない街です。
    年間を通じて温暖な瀬戸内式気候で雨が少なく、特に冬は晴れの日が多いのが特徴。
    水不足に備えるため市内に数多く造成されたため池が、市の特徴的な風景となっています。

    また、平野が広がり、穏やかな風が吹く加西市は「気球の飛ぶまち」としても知られています。
    フライトに適した気候を求めて、全国の気球チームが足を運んでいます。

    加西市のおすすめ観光スポット

    自然あふれる環境と、長い歴史を持つ加西市。市内にはそうした加西市の魅力を伝えるスポットが数多く存在します。のんびりゆったりおでかけしてみたい、そんな加西市のおすすめ観光スポットを紹介します。

    兵庫県立フラワーセンター

    兵庫県立フラワーセンターの写真

    約46ha(ヘクタール)という広大な敷地を持つ日本有数の植物園です。
    中央の大きな池では水鳥が遊び、その周りにはサクラやシャクナゲ、ボタンなどの花々が植えられています。

    大きな温室もあり、遊歩道を歩いてぐるりと一巡できる回遊型の構成になっているのが特徴です。
    森の小道や展望台、それに風車などもあって、散策しながらさまざまなスポットを発見するのも楽しみの一つですね。

    毎年3~4月に行われる「チューリップ450品種30万本の交響曲(シンフォニー)」では450品種ものチューリップを見ることができますよ。

    スポット名 兵庫県立フラワーセンター
    住所 兵庫県加西市豊倉町飯森1281-1 MAP
    HP 兵庫県立フラワーセンター【公式】
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    兵庫県立フラワーセンターはどんな施設?詳細はこちら

    鶉野飛行場跡

    鶉野飛行場は、1943年(昭和18年)にパイロット養成のための訓練基地として建設されました。
    姫路海軍航空隊などが駐留し、近くには飛行機工場があって紫電・紫電改といった戦闘機を製造、第2次世界大戦末期には特攻隊のパイロットとして飛び立っていった歴史があります。

    戦後はいったん閉鎖され、その後陸上自衛隊の訓練施設となっていましたが、2016年に加西市に払い下げられました。

    紫電改の写真

    ガイド付きの見学が可能となっており、爆弾庫や防空壕跡などを見ることができます。
    当時この地で製造された紫電改とそのコックピットの実物大模型が公開され、更に防空壕跡を活用して当時の特攻兵が遺書を読み上げるシアターも見ることができます。

    スポット名 鶉野飛行場跡地
    住所 兵庫県加西市鶉野町 MAP

    五百羅漢

    五百羅漢の写真

    羅漢寺の境内に並ぶ約500体の羅漢像はいつ誰が作ったのか長らく不明でしたが、2015年に市の調査が入って江戸初期に作られたものであることが判明し、2018年に県の指定文化財となりました。

    地元でとれる「高室石」という凝灰岩が使われており、技巧的でない素朴な姿が愛されています。一つ一つの顔が違うので、自分と似た顔を探すのも楽しいですよ。

    スポット名 五百羅漢
    住所 兵庫県加西市北条町北条1293 MAP

    殿原町のお葉付イチョウ

    殿原町のお葉付イチョウの写真

    加西市殿原町の庚申山(こうしんやま)の中腹に、樹齢300年のイチョウの木があります。

    幹の周囲は約6メートルという巨木でそれだけでも見ものですが、このイチョウには葉の縁に実(銀杏)がなるという珍しい特徴があり、県の天然記念物にも指定されています。

    周囲にはハイキング道が整備されているので、散策がてら出かけてみるのも良さそうですね。

    スポット名 殿原町のお葉付イチョウ
    住所 兵庫県加西市殿原町825 MAP

    玉丘史跡公園

    加西市の玉丘古墳の写真

    玉丘古墳をはじめとする6基の古墳と移築復元された1基 が点在する、広さ6.2ha(ヘクタール)の公園です。
    玉丘古墳は全長109mと巨大なもので、周りを堀に囲まれています。

    「播磨国風土記」に登場する二人の皇子に愛された根日女の悲恋の物語が生まれた場所で、美しく光る石で覆われたこの古墳には根日女が眠っていると伝えられています。

    園内には遊具もありご家族連れで楽しめます。

    スポット名 玉丘史跡公園
    住所 兵庫県加西市玉丘町76 MAP
    HP 玉丘史跡公園【公式】

    加西市で食べたい特産品

    穏やかな気候と肥沃な土地に恵まれた加西市では、米作りや野菜作りなどの農業が盛んです。そんな加西市ならではの、自然の恵みたっぷりのグルメをご紹介します。

    加西とまと

    加西とまとの写真

    加西とまとは、酸味が少なくてフルーツのように甘く、皮が薄くて果肉がぎっしり詰まっており、ジューシーで食べ応えがあること。少し柔らかくなった完熟状態で食べるのがおすすめです。

    大玉から中玉まで種類はさまざまなので贈りものにもぴったり。加西とまとで作ったトマトピューレも人気です。

    加西ぶどう

    加西市でとれるぶどうの写真

    加西市では古くからぶどうの生産が盛んにおこなわれており、品種も多彩でそれぞれに違った味わいがあります。

    日本で初めて種なし技術を確立した加西市では、代表格として長らく「加西ゴールデンベリーA」が親しまれてきましたが、新たな特産としてブラックビートの生産が増えています。

    ジューシーで食べ応えがあるぶどうをぜひ味わってみてくださいね。

    歴史ロマンを楽しみながら自然を満喫!「加西市」へ遊びに行こう

    鉄道電車が走る、穏やかな加西市の風景

    豊かな歴史にロマンを感じ、自然の中でリフレッシュ。野菜やフルーツもおいしい加西市へ、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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    スケボー×気球×グルメ!イオンモール加西北条で開催

    2022年1月 6日時点での情報です。
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