【加東市】のんびり癒しの観光スポットをご紹介!お土産にオススメな特産品についても
播磨地方の山間に位置する加東市は、伝統息づく落ち着いたたたずまいの町です。
有名なダム湖の東条湖をはじめ、のんびり観光を楽しめるスポットもたくさんあります。
今回はそんな加東市の魅力を紹介します。
加東市の基本情報
「山よし!技よし!文化よし!夢がきらめく☆元気なまち加東」をスローガンに掲げる加東市。播磨地方の東部、兵庫県の中央やや南寄りに位置する人口約4万人の市です。
周囲を丹波篠山市や三田市、西脇市などが囲んでおり、北側は山地、南側は丘陵地帯という山間の町です。
市内には加古川の支流も多く流れており、自然が豊かで野鳥も多く生息しています。
アクセスについて
市の中心である社町駅へは、JR加古川線で加古川駅から約40分です。
JR神戸線新快速を利用すれば、大阪からは最短約1時間50分、姫路からは53分、神戸からは最短1時間10分。
中国自動車道が通っているので車でのアクセスも良く、大阪からは約40分、姫路からは約50分で行くことができます。
成り立ちについて
現在の加東市はかつての加東郡3町が合併して2006年に発足したものです。
風土・気候について
年間を通じて温暖な瀬戸内海式気候ですが、海からは30kmほど離れているので、海沿いに比べると気温はやや低めです。
雪や雨が少なく台風が通ることも少ないので、災害も多くはありません。
冬場は霧が発生しやすいのが特徴で、山の上からは雲海が見られることもあります。
加東市のおすすめ観光・おでかけスポット
加東市の目玉観光スポットといえば、何といっても長い歴史に彩られた数々の史跡。加えて、リフレッシュに最適な豊かな自然も魅力の1つ。
ここでは、数あるおでかけスポットの中から特におすすめの4ヶ所を紹介します。
引退ポストでも有名な「播州清水寺」
本堂が627年に創建された、歴史ある天台宗の寺院です。
海抜550mの場所にあり、遠く瀬戸内海や淡路島まで見渡すことができます。
春は桜、秋は紅葉など四季を通じて楽しめる美しい自然も魅力です。
境内には戦前に作られ今は使われていない「引退ポスト」が置かれ、インスタ映えするスポットとして人気です。
施設名 | 播州清水寺 |
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住所 | 兵庫県加東市平木1194 MAP |
HP | 播州清水寺【公式】 |
国宝「朝光寺」
法道仙人が651年に開基したとされる真言宗の寺院です。
本堂は国宝に指定され、鐘楼は重要文化財となっています。ご本尊は十一面千手観世音菩薩です。
1413年に建立された本堂は、和様をベースに唐様・天竺様も取り入れており、室町時代を代表する折衷建築は一見の価値があります。
施設名 | 朝光寺 |
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住所 | 兵庫県加東市畑609 MAP |
四季折々の景色が楽しめる「東条湖」
1951年に完成した鴨川ダムのダム湖で、美しい景色を楽しめるのが特長です。
遊覧船があり、30分で湖を1周します。穏やかな風景に心癒やされるアクティビティですよ。
そのほかにもレジャーボートや釣りなど、さまざまな楽しみがあります。夏の花火大会では1500発の花火が上がり圧巻です。
スポット名 | 東条湖 |
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住所 | 兵庫県加東市黒谷 MAP |
みずうみの水族館「アクア東条」
東条湖のほとりにある水族館です。
淡水魚を専門に飼育・展示しており、なんと入場は無料。
「学びと癒し」がテーマで、河川や湖沼の利用マナーに環境保全の知識なども学ぶことができます。人気のウーパールーパーや大水槽で泳ぐ鯉、多種類のタナゴやメダカに癒されますよ。
施設名 | アクア東条 |
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住所 | 兵庫県加東市黒谷1197-23 MAP |
HP | アクア東条【公式】 |
加東市の特産品
長年受け継がれてきた匠の技を大切に守っている加東市。全国的に有名なブランドもさまざまな分野で展開しています。
ここでは加東市を知る上で欠かせない特産品を紹介します。
酒米山田錦
※画像はイメージです
日本酒の原料として栽培される「酒造好適米」の代表格ともいえるお米です。
国内産の6割が兵庫県で生産され、中でも加東市で生産された山田錦は高品質。
加東市内の多くが、産地の格付けで最上である「特A地区」に指定されており、まさに市の名産品といえます。
播州織
※画像はイメージです
先染め平織りを特徴とする綿織物です。
糸を先に染めてから織る、先染めならではの鮮やかな色彩と肌触りの良さが特徴。シャツなどによく使われています。
加東市では播州織伝統の技に新たな感性をプラスし、高級ハンカチや日傘・ストールなどを生産しています。
釣り針
※画像はイメージです
江戸時代に土佐から伝わったとされる釣り針は、加東市を代表する特産品の一つです。
長年にわたる研究で品質の向上を図り、「播州針」としてブランド価値を確立。今では国内の釣り針生産量の9割を占めています。
「アクア東条」に播州針の展示があるのでぜひ見てみてくださいね。
鯉のぼり
※画像はイメージです
明治30年頃から加東市東条地域で始まった鯉のぼりの生産。
色落ちしにくく格調高い写実的な表現の鯉のぼりは「播州鯉」と呼ばれ、全国に知られています。
毎年5月には街のいたるところで空を泳ぐ鯉のぼりを見ることができますよ。
山と川と湖のある自然豊かな「加東市」に遊びに出かけよう
レジャースポットとして人気の東条湖を中心に、歴史や名産品など見所の多い加東市。
忙しい日常を忘れてリフレッシュするには、まさにうってつけの場所です。
加東市で風景やお酒を堪能してみてはいかがでしょうか。