遺跡のまち【播磨町】おでかけスポットや名物グルメをご紹介!

遺跡のまち【播磨町】おでかけスポットや名物グルメをご紹介!
目次

    古墳数全国ナンバーワンを誇る兵庫県。
    播磨町には、楽しく歴史が学べる兵庫県立考古博物館をはじめ、観光スポットや名物グルメがたくさん!

    さっそく魅力いっぱいの播磨町を紹介していきます。

    播磨町の基本情報

    播磨町のまちなみ(役場屋上からのパノラマ写真)

    兵庫県で最も小さい町であり、人工島が町の3割を占める播磨町。
    約3万5千人が住み、昭和40年代から工業などの産業で発展してきました。

    弥生時代後期の遺跡「大中遺跡」からは、人々が暮らしていた形跡が見つかっています。兵庫県立考古博物館や播磨町郷土資料館など、歴史に関するスポットが人気です。

    アクセスについて

    播磨町内には、JR土山駅と山陽電鉄播磨町駅の2駅があります。

    大中遺跡のもより駅はJR土山駅です。土山駅なら姫路から約20分、神戸・三ノ宮から約40分、大阪から約1時間。

    播磨町駅まで、姫路からは山陽電鉄本線で約40分、神戸・三宮からはJR東海道山陽本線と山陽電鉄で約40分。大阪からもJR東海道山陽本線と山陽電鉄本線で約1時間でアクセス可能です。

    歴史について

    播磨町の大中遺跡の写真

    遺跡や古墳が多数発掘されている、古い歴史のある播磨町。
    弥生時代の大中遺跡に加え、古墳時代の愛宕塚古墳(あたごづかこふん)も発掘されています。

    昭和37年の町制施行で、「阿閇村(あえむら)」から改称された「播磨町」。町名には、これからも大きく発展するように、という願いが込められています。
    また、日本で初めて新聞を発行した人物、ジョセフ・ヒコの生誕地でもあります。

    風土・気候について

    播磨町の漁港と人工島の写真

    播磨町は、温暖で降水量が少ない瀬戸内海地方の特徴を持っています。

    平均気温は15度と温暖で、年間降水量は1,000ミリ前後のため、年間を通して過ごしやすい日が多いです。
    また、ため池や喜瀬川などがあるため水資源が豊かです。

    播磨町のおすすめ観光スポット

    播磨町には歴史を生で感じられる遺跡や自然に囲まれた公園があり、おでかけにぴったり。

    約1,900年前の遺跡である大中遺跡をはじめ、兵庫県立考古博物館、廃線を利用した緑道であいのみちなど、歴史と自然を満喫できますよ。

    兵庫県立考古博物館

    兵庫県立考古博物館外観の写真

    兵庫県立考古博物館では、土器や住居跡の展示のほか、古代人の生活体験や勾玉作りなど、体験型のワークショップやセミナーが多数実施されています。
    だれもが、いつでも、どこでも博物館の活動に主役として参加できる、新しいスタイルの参加体験型博物館です。

    古代体験は毎日実施されておりメニューもさまざま。古代人の技術や工夫が幅広く学べます。

    施設名 兵庫県立考古博物館
    住所 兵庫県加古郡播磨町大中1丁目1-1 MAP
    HP 兵庫県立考古博物館【公式】

    播磨大中古代の村(大中遺跡公園)

    播磨町の大中遺跡の写真

    オポナカムラの愛称で親しまれている、播磨大中古代の村(大中遺跡公園)。

    弥生時代後半から古墳時代の遺跡で、73軒の竪穴住居跡が発見されました。
    大中遺跡の遺構復元ゾーンには復元住居が再現され、当時の暮らしを見て取れます。

    であいのみちは、昭和59年に廃線した別府鉄道が遊歩道として整備された場所。弥生時代の植物や、四季折々の自然を楽しめるのが特徴です。

    施設名 播磨大中古代の村(大中遺跡公園)
    住所 兵庫県加古郡播磨町大中1丁目1 MAP

    野添であい公園

    播磨町にある野添であい公園パークセンターで遊ぶ子どもの写真

    大中遺跡の近く、であいのみちに隣接している野添であい公園。
    芝生広場や子ども向け遊具、健康遊具などが整備されており、家族連れが多く訪れます。

    夏は噴水で水遊びもでき、一日中遊べる人気のおでかけスポットです。

    施設名 野添であい公園
    住所 兵庫県加古郡播磨町上野添3丁目1-1 MAP

    播磨町の特産・名物グルメ

    海に面しているため、播磨町の特産はおもに海産物です。
    古宮漁港の干しダコ作りは有名な夏の風物詩。播磨町ならではのグルメを楽しみに多くの人が訪れます。

    はりだこ(干しだこ)

    干しだことはりだこの写真

    播磨町沖で獲られたタコが、一つ一つ丁寧に天日干しされた「干しだこ」。
    炎天下で干すことで旨味が濃縮。火で炙って食べるほか、ご飯やカレーに入れたりと、さまざまなアレンジを楽しめます。

    そんな「干しだこ」を冷凍して真空パックにつめたものが「はりだこ」です。自宅でも新鮮な味を堪能できますよ。

    たこめし

    播磨町名物たこ飯の写真

    干しだこをご飯と一緒に炊き込む「たこめし」。播磨町の郷土料理としても有名です。

    たこめしの作り方は、干しダコを醤油やだし、酒と一緒に炊飯器で炊くのが一般的。家庭によって作り方は異なりますが、誰でも手軽に作れるため人気の一品です。
    干しダコで炊くことで、生臭さが消えて香ばしく仕上がります。

    海苔

    播磨町名物 海苔の写真

    海面養殖によって生産されている海苔は、色の濃さやツヤが特徴。高品質で知られています。

    播磨沖は栄養素が流れ込み、海苔の養殖に適しているエリア。兵庫県の海苔の生産高は全国トップクラスです。
    焼き海苔や味付け海苔も人気ですが、巻き寿司に使うのが最適なのだとか。素材本来の味を楽しめますよ。

    「播磨町」に遊びに出かけよう

    自然あふれる公園や美味しい海産物など、多くの魅力が詰まっている播磨町。
    小さな子どもから大人まで、世代を問わず楽しめる施設がたくさん!

    播磨町へおでかけの際は、人気のグルメもぜひ試してみてくださいね。

    2021年12月21日時点での情報です。
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