城下町散策が楽しい【丹波篠山市】定番の観光スポットや名物グルメをご紹介!

城下町散策が楽しい【丹波篠山市】定番の観光スポットや名物グルメをご紹介!
目次

    徳川家康の命によって建てられた篠山城跡を中心に、城下町に点在する歴史的建造物を楽しめる「丹波篠山市」。

    ここでは、おすすめの観光スポットや、黒豆・ぼたん鍋といった名物グルメについて紹介します。

    丹波篠山市とは

    「丹波篠山市(2019年5月1日より、市名が「篠山市」から変更)」は、京都への交通の要として栄えてきた歴史を持つまちです。

    自然豊かな篠山盆地を有し、農業や観光が盛んな地域で、昔ながらの田園風景が今もなお残されています。

    基本情報

    丹波篠山市は兵庫県中東部に位置する、人口約4万人のまちです(令和3年時点)。
    大阪や神戸などの都市圏からほど近い位置にありながら、美しい自然に恵まれているのが特徴。豊かな農作物が育つ地域としても知られており、このエリアならではの食を楽しめます。

    アクセスについて

    特急こうのとり

    丹波篠山市は、姫路からは車で約80分、神戸・三宮からは約90分、大阪や京都からは約60分でアクセスできます。
    電車を利用した場合の所要時間は、姫路からは約120分、神戸からは約90分。大阪からは特急列車「こうのとり」に乗ると約50分、普通列車の快速でも約70分です。

    歴史・伝統について

    丹波焼の写真

    丹波篠山市は、徳川家康によって作られた篠山城跡とその周辺にある城下町が有名です。
    妻入商家群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、昔の面影を色濃く残す町なみが見られます。

    丹波篠山の伝統工芸品といえば、日本六古窯の一つ「丹波焼」。
    伝統的なデザインからポップで色彩豊かなものまで、作風の幅広さが特徴で、お土産にぴったりです。

    風土・気候について

    丹波篠山市町の風景

    丹波篠山市は篠山盆地が中央にあり、その四方は山々で囲まれています。

    年較差と日較差が大きい、盆地特有の内陸性気候を生かして、多くの農産物が育てられています。
    特産物の一つである黒豆は、寒暖の差や朝の濃霧によって糖度を高めています。

    篠山城下町散策の定番スポット

    篠山城下町には「篠山城跡大書院」をはじめ、地域の歴史に触れられる文化施設があります。

    今回紹介する中から2つ以上の施設に行くなら、「4館共通入館券」を購入するのがお得ですよ。
    丹波篠山市を観光する方は、ぜひご利用ください

    篠山城跡大書院

    篠山城大書院の写真

    「篠山城跡大書院」は、慶長14年(1609年)の篠山城築城と同時に建てられた歴史的建造物です。
    江戸時代には篠山藩の公式行事などで使われていました。

    見どころは、お殿様との謁見の場である「上段の間」。
    京都二条城の二の丸御殿遠侍に匹敵する、非常に規模が大きい木造住宅建築です。

    店名 篠山城大書院
    住所 兵庫県丹波篠山市北新町2-3 MAP

    歴史美術館

    丹波篠山市立歴史美術館の外観

    1891年に建築された、日本最古級となる木造建築の裁判所を活用した「歴史美術館」。丹波篠山の美術品や埋蔵文化財などを展示しています。

    見どころは、1981年まで、明治・大正・昭和の90余年もの間、現役の裁判所として使用されていた「旧篠山地方裁判所法廷」です。

    店名 歴史美術館
    住所 兵庫県丹波篠山市呉服町53 MAP

    青山歴史村 デカンショ館

    青山歴史村の写真

    「青山歴史村」は、篠山藩主・青山家の別荘を活用した歴史資料館です。

    その中でも「丹波篠山デカンショ館」では、丹波篠山の歴史と文化を歌詞にのせて歌った「デカンショ節」や、丹波篠山の歴史・文化・自然・特産品などについて紹介しています。

    店名 青山歴史村 デカンショ館
    住所 兵庫県丹波篠山市北新町48番地 MAP

    武家屋敷安間家史料館

    武家屋敷安間家史料館の写真

    1830年以降に建てられた武家屋敷を活用した「武家屋敷安間家史料館」。
    篠山藩主・青山家の家臣で、下級武士の一家だった安間家。標準的な徒士住宅で、当時の武家の暮らしぶりを伝えています。

    内部に展示されている家具や日用品を見て、江戸時代の雰囲気を楽しみましょう。

    店名 武家屋敷安間家史料館
    住所 兵庫県丹波篠山市西新町95 MAP

    丹波篠山の名物グルメ

    黒大豆・黒枝豆・山の芋・丹波松茸・丹波栗・丹波茶・コシヒカリなど、「丹波篠山ブランド」として、全国的に有名な特産品が多くある丹波篠山。

    丹波篠山に来たら食べてほしい、地元の農作物を使った名物グルメを紹介します。

    丹波栗

    丹波栗の写真

    江戸時代、献上品として扱われていた「丹波栗」。
    粒は日本最大級の大きさで、風味が強いのが特徴。昼夜の温度差が激しい丹波の気候に耐えられるように、実の中に栄養をたくさん蓄えています。

    旬は毎年9月〜10月頃。濃厚な甘みを感じる栗なので、栗ごはんや栗菓子などに向いています。

    丹波篠山黒枝豆

    サイズ変更差し替え⑧黒枝豆.jpg

    大豆が完熟する前に収穫した「丹波篠山黒枝豆」。
    ふっくらと大粒で、甘みが強く、独特のコクと風味が特徴。毎年10月初旬から下旬頃の限られた時期にしか味わうことができません。

    そのまま茹でて食べるのはもちろんのこと、黒枝豆ごはんや天ぷらにして食べるのも良いでしょう。

    丹波篠山黒豆

    大粒で色つやも美しいのが特徴の「丹波篠山黒豆」。煮るとふっくら膨らみ、もっちりとした食感を楽しめます。

    黒豆煮や黒豆ごはんといったシンプルな料理以外にも、味噌、豆腐、黒豆を使ったスイーツもおすすめ。

    収穫時期は11月〜12月頃。
    その年に収穫した黒豆は、12月頃から食べられます。

    ぼたん鍋

    差し替え⑨ぼたん鍋.jpg

    「ぼたん」とも呼ばれる猪肉と、山の幸をたっぷり使用した「ぼたん鍋」。
    丹波篠山のぼたん鍋は、丹波栗や穀物などを食べた猪のさっぱりとしたお肉を使うのが特徴。

    味噌やだしなど、お店によってさまざまなこだわりの味が楽しめます。

    11月から猪猟が解禁となるため、秋から冬の季節が旬だといわれています。

    「丹波篠山市」に遊びに出かけよう

    妻入商家群の写真

    恵まれたロケーションを生かした、観光とグルメを楽しめるまち「丹波篠山市」。

    風情のある町なみや日本六古窯の「丹波焼」といった文化に触れ、黒豆やぼたん鍋など、丹波篠山ならではの味覚を堪能しに行きましょう。

    2021年12月13日時点での情報です。
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