【香美町】で大自然の恵みを感じてお腹も心も大満足◎観光スポットやグルメ情報も

日常からちょっと離れて心と身体をリフレッシュ!
香美町には、カニや但馬牛などの豊富なグルメ、さまざまな自然や歴史を堪能できる観光地として、たくさんの人が訪れています。
こちらでは、そんな香美町の魅力をわかりやすく紹介していきますよ。
香美町とは
海・山・川・里。雄大な自然に囲まれた香美町は、地形や地質の珍しさからユネスコ世界ジオパークに認定されています。
グルメや観光スポットなど、香美町のさまざまな情報を知ることで、旅がより充実したものになること間違いなしですよ。
基本情報
香美町は兵庫県の北部に位置し、村岡・香住・小代の3地区から成り立っています。
総人口は15,581人(令和3年10月1日現在)です。
町の全域が日本海に面していて、雄大な自然の美しさは町内にある山陰海岸国立公園や氷ノ山後山那岐山国定公園のあちこちで楽しむことができますよ。
アクセスについて
車なら姫路方面からは播但連絡道経由で約2時間、神戸(三宮)・大阪方面からは中国自動車道経由で約3時間で到着できます。
電車の場合、姫路駅から約3時間25分、三ノ宮駅からは約4時間40分、大阪駅からは約4時間25分でアクセスすることが可能ですよ。
歴史について
香美町は平成17年に城崎郡香住町、美方郡美方町・村岡町の合併により誕生しました。
そのルーツとも言えるのは、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで藩主山名豊国が戦功を挙げたことをきっかけとし、城下町として栄えたことでさまざまな文化や産業が発達したことが始まりです。
現在まで受け継がれている行事には毎年5月3日に春を呼ぶ大祭「三川権現まつり」、毎年10月には秋祭りの神事「香美町の三番叟」などがあります。
風土・気候について
香美町の夏場は最高気温30℃を超えるものの、最低気温は20℃を下回ることもあり、冬場は12月~2月にかけて雪が多い傾向にあります。
また「大引の鼻展望台」や「かえる島」をはじめとして、町全域が山陰海岸ジオパークに属しているというのも特徴のひとつです。
香美町に行くなら!押さえておきたい観光スポット
香美町の観光には豊かな自然を満喫するという楽しみがありますが、この町の魅力はそれだけではありません。
自然の中で育まれてきた人々の文化や、その歴史に思いを馳せてみるのも味わいがありますよ。
香美町立ジオパークと海の文化館
山陰海岸ジオパークの魅力や、その恩恵を受けてきた人々の文化を紹介している展示施設です。
1階ではジオパークの成り立ち、その地形から生まれた暮らしや文化について紹介しています。
2階では日本海の生き物、漁業や北前船の歴史などに触れることができますよ。
スポット名 | 香美町立ジオパークと海の文化館 |
---|---|
住所 | 兵庫県美方郡香美町香住区境1113 MAP |
HP | 香美町立ジオパークと海の文化館【公式】 |
猿尾滝
香美町村岡区の作山川流域にあり、上下2段で形成された美しい滝です。
その落差は上段が39m、下段が21mで、下段の流れが猿の尾に似ていることがその名の由来だと言われています。
冬場には凍結することもあり、氷滝の姿が見られることもあるようです。
スポット名 | 猿尾滝 |
---|---|
住所 | 兵庫県美方郡香美町村岡区日影 MAP |
余部鉄橋「空の駅」
東洋随一の鋼トレッスル橋で、日本有数の橋梁として知られ、各地から訪れる人々に親しまれてきました。
平成22年に架け替えが完成し現在の余部橋梁になっています。
また、平成25年に設置された展望施設「空の駅」から一望できる日本海のパノラマは圧巻ですよ。
スポット名 | 余部鉄橋「空の駅」 |
---|---|
住所 | 兵庫県美方郡香美町香住区余部 MAP |
香美町立小代古代体験の森
※写真はイメージです
昭和61年から行われた上ノ山遺跡の発掘調査によって、縄文時代早期(約7千年前)の住居跡や縄文土器の破片、石器などが出土されました。
これをきっかけとして整備され、まが玉や土器、古代食づくりをはじめとした、さまざまな古代の生活を体験することができますよ。
スポット名 | 香美町立小代古代体験の森 |
---|---|
住所 | 兵庫県美方郡香美町小代区廣井804 MAP |
香美町の人気特産グルメ
香美町の雄大な自然や伝統文化と合わせて堪能したいのが、人気の特産グルメです。
香美町には但馬牛やカニ、活イカなどの自然の恵みを使った料理を食べられる店がたくさんあります。
但馬牛
※写真はイメージです
赤身と脂の旨さの絶妙なバランスが特長の但馬牛は、香美町小代区で生まれ育った名牛「田尻」号の血を受け継いできました。
豊かな水と緑に囲まれた環境でストレスなく育てられた但馬牛は、その資質・肉質の良さから素牛として巣立ち、各地の生産者に大切に飼育されてきたことで、今日の松坂牛や近江牛として高い評価を得ています。
松葉ガニ・香住ガニ
香美町香住区ではカニの水揚げ漁港が2カ所あります。
そのうちの1つ、香住漁港は関西で唯一ベニズワイガニが水揚げされる漁港です。香住漁港で水揚げされるベニズワイガニを「香住ガニ」と呼びます。また、11月6日から翌年3月20日の漁期には松葉ガニが水揚げされます。
養分が豊富な日本海の深層水で育った香住ガニは身が詰まり、甘みの強さとみずみずしさが特徴ですよ。
活イカ(ケンサキイカ)
※写真はイメージです
香美町ではケンサキイカのことを白イカと呼びますが、生きている状態で漁から持ち帰り、新鮮な透明の状態で提供されるケンサキイカのことを活イカと呼んでいます。
コリコリとした食感と、ねっとりとした甘みが特徴です。旬(漁期)の6月から8月末ごろまで味わうことができますよ。
「香美町」でお腹も心も大満足!
香美町の観光では、豊かな自然や、そこで育まれた文化を満喫できます。また、カニや但馬牛などの特産グルメも豊富です。
たくさんの魅力が詰まった香美町で、心と身体をリフレッシュしてみませんか?
ここでは紹介できなかった観光スポットのほか、お食事処やお宿の情報が載っている香美町公式観光アプリ「kami_tabi」も要チェックですよ。