播磨の水辺の生きもの大集合!【姫路市立水族館】見どころ・料金・開園時間を紹介
姫路市立水族館は、播磨地方にいる身近な生きものたちを中心に展示されている、地域密着型の水族館です。生きものに触れるタッチプールや、子どもも楽しんで学べるよう工夫された水槽もあります。
お天気に関係なく楽しめるスポット、姫路市立水族館。ここでは、見どころやアクセス、料金など詳しくご紹介していきます。
国内でも珍しい!山の上にある「姫路市立水族館」ってどんなところ?
姫路市立水族館は山頂にある水族館です。日本国内でも山に水族館があるのは珍しく、「山の上の水族館」として知られています。1966年に開館した姫路市立水族館では、カメやペンギンなどの生きものを展示。2011年にリニューアルし、現在は新館と本館に分かれて営業しています。
入園料金・開園時間・アクセス
姫路市立水族館の入園料金は大人520円(税込)、小中学生は210円(税込)です。開園時間は9:00〜17:00、入館は16:30までとなっています。
アクセスは、山陽電車の「手柄」駅から徒歩約10分。JR姫路駅南口からは神姫バスが走っており、「姫路市文化センター前」下車で徒歩約5分となっています。
車で行く場合は、手柄山第1立体駐車場を利用しましょう。駐車場は利用時間に関係なく、1回200円で利用できます。3階に駐車すれば、連絡通路を使って水族館に行けるので便利ですよ。
姫路市立水族館で会える生きものたち
姫路市立水族館は、楽しいしかけの展示や生きものに触れるタッチプールなどがあり、生きものを身近に感じられる水族館です。では、どのような生きものたちと出会えるのかをご紹介します。
姫路市立水族館といえば!【ウミガメ】
姫路市立水族館のウミガメプールで飼育されているのは、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイといった種類のカメたち。水槽の上からも横から見られるようになっており、ウミガメがダイナミックに泳ぐ姿を観察できます。
のんびりと歩く姿が人気【ケヅメリクガメ】
新館には、のんびりと歩く姿が人気のケヅメリクガメがいます。現在は「リク」と「ゴン」の2匹に会うことが可能です。1日1回エサやりタイムがあり、野菜を豪快に食べる姿も見られますよ。
かわいい姿に癒される【ペンギン】
ウミガメプールの隣にはペンギン・淡水プールがあります。姫城水族館にいるフンボルトペンギンは、くちばしの根元がピンク色なのが特徴。柵はありますがガラスはないので、かわいいペンギンの姿を間近に見やすいのがうれしいポイントです。
ゆらゆら漂う姿が幻想的【クラゲ】
本館1階には「クラゲファンタジア」という展示スペースがあります。日本各地の海に生息するミズクラゲを含む2種類のクラゲを展示。幻想的なクラゲの姿が見られるので、カップルのデートにもぴったりなコーナーです。
マンション住まいの【アナゴ】
狭い場所を好む習性を利用して、細い筒にすし詰め状態になったアナゴが展示されています。複数の筒の中にいるアナゴは、まるでマンションに住んでいるみたい。ぎゅっと詰まったアナゴたちの姿は、ふだん生活する中ではなかなかお目にかかれませんよね。
世界最大の両生類【オオサンショウウオ】
新館1階には、世界最大の両生類オオサンショウウオが展示されています。水槽内には岩がたくさん設置され、オオサンショウウオが暮らす場所に近い環境が作られています。
オオサンショウウオの実物大模型もあり、実際の大きさを目の前で観察することができますよ。
触れて体験【スキンケアフィッシュ(ドクターフィッシュ)】
新館には、触れて体験できるスキンケアフィッシュの水槽があります。ドクターフィッシュとも呼ばれる魚で、水槽に手を入れると古い角質を食べてくれます。誰でも気軽に体験できるスポットで、別料金はかかりません。
カラフルな毛糸で身を隠す【モクズショイ】
モクズショイは、自分の体に海藻などをくっつけることで敵に見つからないように工夫して生活している、カニの一種です。この生態をよりわかりやすくするために、姫路市立水族館ではカラフルな背景と毛糸を取り入れています。どのような色の毛糸を身にまとっているか見るのが面白い展示です。
透明なカラで構造を観察!【ヤドカリ】
本館1階の「背骨のない生きもの」のコーナーでは、貝殻を背負って暮らすヤドカリが展示されています。貝殻の中が見えるように、姫路市立水族館のヤドカリは透明な殻を背負っています。
播磨灘を再現した水槽で会える【イワシ】の群れ
本館1階の「播磨灘大水槽」は、播磨灘の海をイメージした展示です。水槽内に牡蠣イカダがセットされており、その周りを泳ぐ魚たちを観察できます。大量のイワシが群れで泳ぐ様子は圧巻です。
サメやエイにも触れられる「タッチプール」
姫路市立水族館には、「タッチプール」があります。水槽の中に手を入れて、タッチプールの中を泳ぐエイやサメなどに素手でタッチできる、ふれあいスポットです。
ほかにもヒトデやウニ、ナマコなど播磨の磯の生きものに直接触れるタッチプールもありますよ。
魚と遊べる「屋上ビオトープ」
本館の屋上では、「じゃぶじゃぶ小川」や「ため池ビオトープ」がある「屋上ビオトープ」で遊べます。じゃぶじゃぶ小川は、子どもたちが水に入って魚と遊べる場所です。ため池ビオトープは播磨地方の自然の池をイメージしており、水草やメダカなどを観察できます。
※コロナウイルス感染症予防のため、現在じゃぶじゃぶ小川は中止されています。
毎日行われる注目のショー
姫路市立水族館では、ウミガメやペンギンのエサやりなどのショーが毎日行われています。ウミガメのエサやりは毎日14:00に、ペンギンのエサやりは毎日10:00と15:00に見ることができます。ケヅメリクガメのエサやりやヌートリアとお魚ガイドといったショーも開催されており、どのショーも必見ですよ。
【新館で見られるショー】
・11:30~ アクアラボ(飼育係さんによる生きもの紹介)
・13:30~ ケヅメリクガメのリク君エサやり
【本館で見られるショー】
・10:00~ ペンギンのエサやり(飼育係さんによるエサやり)
・11:00~ ヌートリアとお魚ガイド(飼育係さんによるヌートリア・魚のエサやり)
・14:00~ ウミガメのエサやり(飼育係さんによるエサやり)
・15:00~ ペンギンのエサやり(飼育係さんによるエサやり)
※コロナウイルス感染症予防のため、現在アクアラボは中止されています。
お弁当の持ち込みOKな休憩スポット
姫路市立水族館にレストランはありませんが、本館の屋外エリアにはお弁当を持ち込めます。館内は木製のベンチとテーブルが用意されているので、途中で疲れたときに座って休憩することも可能です。ただし、新館は飲食禁止なので注意してください。
レトロな気分が味わえる「姫路モノレール展示館」も!
姫路市立水族館に行く際は、新館の隣にある「姫路モノレール展示館」も覗いてみるといいですよ。旧モノレール駅舎を利用して新館が作られたため、水族館とモノレール展示館が併設されています。新館の1階にはモノレール車両、2階にはモノレール展示室が用意されています。
姫路市立水族館に訪れたなら必須の撮影スポット
姫路市立水族館は、フォトスポットが豊富にあるのが魅力の一つ。
水槽越しに撮影したり、本物のカメの甲羅を背負って撮影したりと、さまざまな写真が撮れますよ。
※カメの甲羅を背負う体験は、現在休止中
命の大切さが学べる貴重な体験「タートルバンク」
さまざまな活動を通して、子どもたちの貴重な学びの場となっている姫路市立水族館。
その中でも特に、命の大切さが学べると人気を集めている活動が「タートルバンク」です。
小学校1・2年生を対象にクサガメの卵が貸し出され、卵のふ化と子ガメの飼育体験ができるというもの。水族館のスタッフさんに飼育の仕方を教わり、自分で生きものを飼育する大変さを学べる貴重な機会です。
参加者は年に1度姫路市の広報誌で募集され、当選した25組が対象となります。体験したいという方は要チェックですよ。
姫路市立水族館で思い出を作ろう
姫路市立水族館は海の生きものについて楽しく学べたり、生きものたちと直接触れ合う貴重な体験ができたりと、さまざまな楽しみがあるお出かけスポットです。入園料や駐車場代もリーズナブルで気軽に行きやすいので、ぜひ家族で行って楽しい思い出を作ってくださいね。
施設名 | 姫路市立水族館 |
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住所 | 兵庫県姫路市西延末440(手柄山中央公園内) MAP |
定休日 | 火曜日※祝日の場合は翌日、12月29日~翌年1月1日 |
電話番号 | 079-297-0321 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※入館は16:30まで |
駐車場 | 有(有料) |
HP | 姫路市立水族館【公式】 |
その他 | お問い合わせ・ご予約の際は「姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |