【2018年3月21日】龍野ひな流し 子供といっしょに祈りたい!健やかな成長と両手いっぱいのしあわせ
龍野ひな流し
龍野に春のおとずれを告げるひな流しは、2018年で26回目を迎えます。
きっかけはホトトギスを主催する俳人・稲畑汀子の一句でした。
「飾られて 龍野は雛の 似合う町」龍野ひな流しの会が結成され1993年に第1回ひな流しが開催されました。
ひな流しは平安時代の世から語り継がれたとされています。
源氏物語に光源氏がお払いをした形代を須磨の海に流すというくだりが登場します。
龍野ひな流しでは、紙粘土を丸めた頭部に千代紙の服を着せ、直径20センチほどの藁で編んだ籠にのせられます。
「ひいな」とは雛人形の古語ですが、鳥の雛のように小さくて弱いものを意味するそうです。
流し雛をのせる桟俵は、鳥の巣になぞらえているのです。
女児にふりかかる災いや穢れを人形にうつし水に流すことで、健やかな成長を祈ります。
男女ペアの人形が流されるのは、成長し結婚してからも、末永く伴侶と寄りそう幸せな人生が送れることへの願いだといわれています。
ひな流しが始まるのは午前11時からですが、9時30分より流し雛引換券が発売されます。
先着300名、費用は100円。
なお、見学参加は無料です。
着物姿の女の子が雛を流すほほえましく雅な春の風物詩で時を忘れましょう。
龍野ひなまつり
龍野は石畳の路に町家が並ぶ風情あふれる街。
播磨の小京都と呼ばれています。
古き良き時代のたたずまいをみせる街をそぞろ歩いて、ひな巡りを楽しむのが龍野のひな祭りです。
ワークショップや音楽ステージなど楽しそうなイベントがたくさん企画されています。
詳しい内容はこちらでご覧になれます。
ミニひいな展
龍野歴史文化資料館では3月3日から4月8日まで「ミニひいな展」が開催されています。
開館時間は9時から17時です。
龍野ひな流しの後、足を伸ばしてみてはいかがですか?
詳しい内容はこちらでご覧になれます。
イベント名 | 龍野ひな流し |
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日時 | 2018年3月21日(水祝)11:00 ※9時30分より流し雛引換券が発売。 |
開催場所 | 祇園公園(祗園橋南) MAP |
入場料 | 無料 |
主催 | たつの市立龍野歴史文化資料館 |
お問合せ先 | 0791-63-0907 |
駐車場 | 有(無料) |
アクセス | JR姫新線「本竜野駅」から会場までシャトルバス運行(9:45、10:15)。 【電車】JR姫新線「本竜野駅」より1㎞ 【バス】JR「網干駅」より神姫バス「龍野」停留所下車すぐ |
その他 | お問合せの際は「姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |