【姫路/広畑】パン好き必見!レトロかわいい寿屋のぶどうパン〜ご当地パン屋巡り〜

兵庫県姫路市の地元で愛されているのが「寿屋」のぶどうパン!
姫路市に在住・在勤の方で、姫路市の南西エリアがテリトリーの人に「ぶどうパンといえば?」と問いかけたら、ほぼ100%の確率で「ことぶき!」と答えが返ってくるほど。そんな地元の逸品とその仲間たちをご紹介します。
ぶどうパンの種類
「寿屋」の創業は1940年(昭和15年)。非常に古い歴史があり、今回の主役である「ことぶきのぶどうパン」も、1960年(昭和35年)の登場以来、約60年にも及ぶ歴史を刻み続けています。
ぶどうパンの誕生は、昭和35年にアメリカから「カリフォルニアレーズン」の輸入が開始され、当時、日本パン協会がそのレーズンを使用したパン作りを推奨したことに端を発します。
レーズンを下処理せずに食べるととても硬いので、柔らかくしてパン生地に混ぜる必要があります。ことぶきのぶどうパンは、企業秘密の下処理を施し、一般的なレーズンよりもさらに柔らかく食べやすくしているのです。そのため、レーズンが苦手な人でも「なぜかことぶきのぶどうパンだけは食べられる」という人が意外と多いのだとか。
最もオーソドックスなマーガリンサンド(150円/税込)。8種類のラインアップの中で、不動の一番人気を誇ります。
発売開始当初は、何も挟まないプレーンのぶどうパンにマーガリンが付属された状態で、富士製鐵(現日本製鉄広畑製鉄所)構内の売店や、姫路市立夢前中学校や姫路市立広畑中学校の購買部などで売られていました。
味はその頃と変わりませんが、現在は、パン生地の水分量などを見直し、当時よりもフワフワで柔らかな食感に仕上げています。
2番目に人気なのは、アーモンドクリームを挟んだぶどうパンです(160円/税込)。姫路を代表するB級グルメのひとつ「アーモンドバター」をヒントに開発しました。
従来のアーモンドバターはトーストに塗った後に焼いて食べるものですが、オリジナルで開発した焼かなくてもおいしいアーモンドクリームを挟んでいます。
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根強い人気があるのが小倉サンド(160円/税込)。8種類のラインアップの中で、2番目に古くからあるメニューです。
当時、お客様から「あんこを挟んだらうまいんとちゃう?」とアドバイスをもらい、小倉あんとマーガリンを挟んで完成したぶどうパンです。ネット上やSNSで「あんバター」はかなりバズっていることから、これを食べてみたいと思うスイーツ好きは多いはず。
最後は地域限定メニュー。姫路市広畑区の本店と、JRはりま勝原駅南口の熊見店の2か所でしか買えない「シナモン林檎」がこちら(180円/税込)。
シナモンを効かせたリンゴジャムをふんだんに使った、上品な甘さのぶどうパンです。食べてみたい方は、本店か熊見店で購入してください。

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店舗情報
昔は、店舗が姫路市広畑区のみで、姫路市の南西エリアの販売が主でしたが、徐々に範囲を拡大。10数年前から、姫路市内のマックスバリュー全店、ボンマルシェ全店、ヤマダストアー全店、イセダ屋全店などで売られるようになりました。姫路のぶどうパンといえば「ことぶきのぶどうパン」と答える人が多いのも納得です。
また、遠方にお住まいの方も、寿屋のホームページからお取り寄せができるので、ぜひ食べてみてください。
店名 | コトブキ本店(有限会社 寿屋) |
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住所 | 兵庫県姫路市広畑区末広町1-54 MAP |
定休日 | 日曜日、祝日 |
電話番号 | 079-236-0340 |
営業時間 | 8:00~19:00 |
アクセス | 山陽広畑駅 徒歩8分 |
HP | 公式ホームページ |
その他 | お問合せの際は「姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |

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