森永乳業杯「ツアーオブバレーボール」2018姫路大会を潜入取材!直撃インタビュー!
森永乳業杯ツアーオブバレーボールは、株式会社姫路ヴィクトリーナ竹下佳江さんを中心としたトップアスリート達が2016年に結成した「ヴィクトリーナドリームス」の企画第一弾です。森永乳業の協賛のもと2016年から始動し、今回3回目となるツアーオブバレーボールは北海道から沖縄までの全国22箇所で展開されます。
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森永乳業杯ツアーオブバレーボールの様子
皮切りの姫路大会が、7月22日(日)兵庫県姫路市立置塩中学校で開催されました。 この日、姫路市内から集まった中学生バレーボール部員は、16校164人。指導に駆けつけた竹下佳江さん、井上香織さん、狩野舞子さんを前に、頬を高潮させ目をキラキラさせています。
最初に生徒たちは、ランダムに9人から10人のグループに分けられます。ウォーミングアップからはじまって、アタック、ブロックといった実質的な練習。小休憩をはさんで、後半はチーム対抗のトーナメント戦が繰り広げられました。
中学生優勝チームVSヴィクトリーナドリームスの夢のファイナルゲームです。
結果は、意外や意外!3点先行した中学生チームがそのまま逃げ切り形で、ヴィクトリーナドリームスチームを下しました。
ヴィクトリーナドリームスとの交流
教室終了後の交流の場では、国際舞台で活躍したバレーボーラーへ、中学生らしい質問が飛び出しました。
Q:「竹下さんのような名セッターになるには、どんな練習が必要ですか?」
竹下「小、中、高校とバレーボールに熱中してきましたが、練習のやりすぎは禁物です。やる時はやる、休むときは休むというオンオフのメリハリをつけてください。」 |
身長182㎝の井上さん。牛乳が大好きで中学生の頃は、一日1ℓ飲んでいたそうです。
狩野さんは身長184㎝。中学3年生の時すでに182㎝あったという話に、中学生からは一様のどよめきが起こりました。みんな、身体を大きくしたい、背が高くなりたいという切なる願いがあるようです。
狩野「お肉が大好きで、もりもり食べていました。 高校時代に大きな怪我をしてしまいました。それをきっかけに、好き嫌いを克服して苦手な野菜もしっかりたべる食生活に変えました。 」 |
竹下「強い身体を作るのは、練習、十分な睡眠、質の高い食事。この三つのバランスに気をつけてください。私の強みは怪我がなかったことなんですよ。」 |
参加中学生バレーボール選手の声
閉会の後、がんばったみんなには森永乳業株式会社から乳飲料やアイスクリームが配られました。
Q:「今日のバレーボール教室に参加して発見したことはありますか?」
「ネット際でまっすぐジャンプできない原因がわかり、上達のヒントをもらえました。」 |
技術指導の質の高さを実感しているようです。オブザーバーとして見学していても、指導は具体的でわかりやすく、丁寧でこまやかだと感じました。
「世界のブロックの高さにびっくりしました。」 |
国際的舞台で活躍したアスリートとの交流は、普段の練習とは一味も二味も違ったようです。今日の経験をよい刺激として、新たな目標が出来たのかもしれません。
「初めての人と練習できたのが、楽しかった。」「知らない人なので緊張したけれど、協力し合ってプレーができました。」という感想も出ていました。
竹下「バレーボールは、一人でできるスポーツではありません。目配り、気配り、声かけなどコミュニケーション力が必要です。」 |
竹下さんのチームワーク作りのポリシーは、ストレートに参加中学生に届いたようです。
「森永乳業杯ツアーオブバレーボールは、中学生バレーボール選手に夢をあたえるきっかけ作りとして企画しました。」と、竹下佳江さん。
「答えをもらうのではなく、自分からチャレンジする選手に育ってもらいたいと思います。」