【西脇】播州織の最新アイテムが登場する「I♡播州織逸品展」|2025年2月6日(金)~26日(木)
今年度の「I♡播州織逸品展」のトリを飾るのは機屋 大城戸織布。
2025年2月6日(金)~26日(木)にJR新西脇駅から車で数分の播州織工房館で行われています。
大城戸織布は、普通では見ることができない個性的な布を織るオリジナリティ満載の機屋。
布を見て触って、その独特の技術と感性を体感してください。
他では見られない風変わりで存在感のある布を織り続ける〜機屋 大城戸織布〜

空に浮かぶ雲のようにふさふさ&もふもふした球は何でしょうか?
謎の正体はこの後ご紹介します。
大城戸織布は、代表の大城戸祥暢さんと女性のお弟子さんが2人という少人数編成。
この小さな機屋が織る布は、ほかでは見られない個性的な織物ばかり。
ステンレススチールや銅を極細にした糸とコットンやウールを織ったり、拠点を構える西脇市は「播州針」という釣り針の産地だからとテグスを生地に織り込んだりと、他社では二の足を踏んでしまうような変わった生地作りにも積極的に挑んできました。
大城戸織布では、譲り受けた大型の木製手織り機「布(ふ)トラディヴァリウス」も所有。
自動織機に改造されていますが、スイッチを押せば勝手に織ってくれる訳ではありません。
糸の太さや状態、織機の具合や、さらにはその日の気温・湿度などに合わせて、微調整が必要なので、職人さんがずっと見張っておく必要があるのです。
手間暇はかかりますが、超低速で織っていくので、手織りのような柔らかい風合いの布ができあがるのだそう。

幅広のラメ糸を織り込んでいたり、金属を織り込んでいたりと、世界でここだけの個性的な織物たち。
こんな個性的な布に加えて、今回のI♡播州織逸品展に出品されるのが「ふさみみ」という意匠糸。
「ふさみみ」は、漢字で書くと房耳で、生地の端の部分です。
本来は廃棄されてしまうものですが、素材も生地で使われているものと同じで良質なもの。
このまま捨てるのはもったいないと、編み物にしてみれば、ふさふさ&もふもふした仕上がりになって、すごくかわいい。
バッグにしたり、ラグやスツールマットにしたりとさまざまな使い方ができるんです。
大城戸織布では不定期で、ふさみみ編みのワークショップも開いています!

さまざまな素材でできた「ふさみみ」のラインナップ。
コーン1本で3mぐらいの長さです。
メインカットはふさみみを巻き巻きした大玉でした。

大城戸さんの一番弟子、山口さんが編んだオリジナルのスツールカバー。
もこもこ、ふんわりしていてお尻にやさしい。
| 「播州織逸品展」出展日 | 2025年2月6日(金)~26日(木) |
| 問い合わせ先 | 機屋 大城戸織布 |
| 電話番号 | 0795-28-3113 |
| HP | 機屋 大城戸織布【公式HP】 機屋 大城戸織布【公式Instagram】 |
お問い合わせ先
| 施設名 | 播州織工房館 |
|---|---|
| 住所 | 西脇市西脇452-1 MAP |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
| 電話番号 | 0795-22-3775 |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 駐車場 | 西脇TMOの駐車場を利用可(徒歩1分) |
| アクセス | 滝野社IC 車15分 |
| HP | 播州織工房館【公式HP】 |
| その他 | お問い合わせの際は「まるはりorみたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |

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