ダム湖沿いの山道を登って10分ほどの場所にある富栖（とみす）の里は、知る人ぞ知る、日本で唯一「坑道ラドン浴」ができる施設。

ラドン浴とは岩盤から発生する気体のラドンを吸入するもので、さまざまな病気回復や美容効果が期待できると放射線健康科学の大学教授や医師からも注目されているのだとか。

かつての金鉱山の坑道を活用した富栖の里はラドン浴用の洞窟のほか、地元食材を使ったお料理が楽しめるレストラン、自炊しながら長期宿泊できるログハウスなどもあり、ここならではの癒しと元気を求めて、県内はもとより県外からも多くの人が訪れています。

建物内にあるアットホームな雰囲気のお食事処。
お土産物コーナーには安富町の特産品も。

富栖の里を舞台とした映画「ラドンの奇跡」。
今秋から撮影が始まっています。
右上／富栖の里 理事長の亀井浩一さんと麻里奈さん。
右下／理事長のお父様であり、富栖の里の創業者・会長の亀井義明さんと。

ラドン浴用のウエアに着替えて、ちょっとティータイム。

いざ、日本で唯一ラドン浴ができる坑道へ。

人生初のラドン浴体験。
麻里奈さん、元気復活したかな？

坑道内には利用者が憩えるスペースもあります。

実は、富栖の里のオープン15年を記念して、ここを舞台にした映画「ラドンの奇跡」が制作されるとのこと。
富栖の里会長であり、映画の制作委員でもある亀井義明さんによると、9月から撮影を開始し、来年2025年春頃の完成披露を目指すそうです。
どんな映画になるのか、こちらも楽しみですね。