卵を使ったお料理のレパートリーは数多くありますが、その中でも中華の卵料理は非常に魅力的ではないでしょうか？

今回は、編集部が特に注目したお店の「天津飯」「玉子春巻」「海老玉子飯」の3品をご紹介します。

神鉄粟生線の志染駅や広野ゴルフ場前駅周辺在住の方、もしくは神戸市須磨区白川台周辺に在住の方なら「白川台一貫楼」の名前に聞き覚えはないでしょうか？

1979年（昭和54年）開業の老舗町中華で、現在は三木市志染町にあります。

こちらのお店の看板メニューが「海老玉子飯」です。

ぷりぷり食感のエビとふわとろ卵を、一貫楼自慢のラーメンスープのかえし（醤油）を使って味付けし、白ごはんをコーティング。

性別や年齢問わず、どんな人でも好きになれそうな味わいは、まさにご飯泥棒な味です。

ランチタイムには、ラーメンやワンタンとのセットメニューもあり、よりお得に堪能できます。

海老玉子飯（750円）

現在、お店の看板に大きく「海老玉子飯」と掲げているので、正真正銘の看板メニューです。

この効果もあり、それまでの一番人気メニューだった豚肉玉子飯の人気を上回る勢いで注文が入っているそう。

とにかく、食べたことを人に自慢したくなるような味です。

神戸市須磨区時代は職人さんに愛されたお店で、おひとりさまが多かったということで、三木市に移転後はカウンター席を充実させたそう。

もちろん、複数人でワイワイお食事をするのにも最適なお店です。

まるはり2024年9月号のエリア特集神鉄粟生線沿線のお店としても紹介しています。

オリジナリティ溢れるメニューもたくさんあるので、そちらもチェック！

土日祝はもちろん平日であっても、ランチを求めて行列ができるほど大人気の海鮮中華厨房張家。

1985年（昭和60年）のオープン当時から北京料理のお店ということもあり、手の込んだ繊細なお料理を得意としています。

今回紹介の「玉子春巻」もそのひとつで、クレープ生地を思わせる超薄焼き卵の生地を使って具だくさんのあんを包み、油で揚げるという、ひと手間もふた手間もかかったご馳走です。

一般的な春巻とは異なり、生地が硬くないので、中のあんをしっかり味わえますよ。

ディナータイムは当然として、平日限定のランチメニューのほかテイクアウトも用意されています。

名物！北京閣玉子春巻

6個：869円（店内）／853円（テイクアウト）

12個：1,529円（店内）／1,501円（テイクアウト）

折代：50円（テイクアウト時必要）

平日限定ランチ：1,510円

1985年（昭和60年）の開業当時から、変わらぬ味を守っているそう。

売れる時は500本/日以上の注文があるのだとか。

タケノコや春雨の食感と、エビやカニの味わいは、ご飯にもお酒にも合うこと間違いなしです。

6名テーブル4卓、4名テーブル6卓、お座敷9卓の広々店内。

事前予約があれば、最大100名様までの貸し切りにも対応してくれるそうです。

平日は三木市内のお客さまが中心ですが、土・日曜日や祝日は神戸や姫路といった市外からのお客さまで賑わうそう。

今から遡ること50年余、姫路駅北口のおみぞ筋商店街で40年以上営業を続けていた老舗町中華「六番」からのれん分けして誕生したお店がこちらです。

本家と同様に、すべて手作りで仕込まれるちゃんぽん麺、焼売、豚まんが有名ですが、姫路市広畑での開店当時から力を入れていたという、天津飯も引き合いが多いメニューなのだとか。

どんなに混雑していても、注文を受けてからイチから作るこだわりの逸品。

ふわふわの卵の上に、仕上げ時に溶き卵を追加している熱々のあんがかかっていて、卵好きはもちろん、そうでない人でも中毒性間違いなしの味。

単品のほか天津飯がセットになるランチメニューも充実しているので、どの営業時間でもリーズナブルに楽しめます。

天津飯（普通750円／小500円／大1,000円）

写真は小ですが、女性ならこれだけでも十分に満腹になるサイズ感です。

ランチメニューのミニ天津飯定食（1,000円）の場合はこれにラーメンが、ちゃんぽん麺定食E（1,100円）の場合はこれにちゃんぽん麺がセットになります。

平日のランチタイムはサラリーマンの方が中心で、土・日曜日、祝日はファミリーにも人気です。

お酒の席のための予約利用も多いそう。

ディナータイムで10名以上の場合に限り貸し切りにも対応してくれます。

姫路市広畑で開業し14年。

地元で愛される町中華のお店です。

山陽電車広畑駅が目の前なので、多少、お酒のささやきに耳を傾け過ぎてしまっても安心です。