マルシェなどのイベントで焼き菓子の出張販売を行うS-CUBE。

令和元年に開所した就労継続支援B型事業所であり、この12月で3周年を迎える。

プロのパティシエの意見を元に、利用者さんが一丸となって作り始めた焼き菓子は、シフォンケーキ・クッキー・ラスクなど、今では多彩な種類があり、美味しくて可愛い仕上がりに。

利用者さん自身が販売も手がけており、販売を通してのコミュニケーションが自信・満足に繋がっているそう。

国産の原材料を使った無添加の焼き菓子で、シフォンケーキはいつも完売御礼の人気商品に成長している。

シフォンケーキのラッピングと、ラスク作りの準備の様子。お菓子 作りは、利用者さんが自分に合った仕事を見つけるための選択肢の一つなのだそう。

「障がいのある方が作ったいう先入観ではなく、一 般のジャッジをしてS - C U B Eのお菓子の味を気に入ってもらいたい」と意欲を語ってくれるスタッフのみなさん。

作業所ではお菓子作りのほかに、車のパーツの組み立て、釣り針のパッケージ作業が行われている。

地元にとどまらず、さまざまな場所で積極的に販売していくことを目指している。