秋におすすめ「炊き込みご飯レシピ」黄金比率で味付け簡単!
大人にも子どもにも大人気の炊き込みご飯。味の付いたご飯においしい具材が入っていて、何杯でも食べられてしまうという人も多いのではないでしょうか。
家族のためにもぜひレパートリーに加えたいという人のために、味付けの簡単なコツと秋の食材を使ったレシピをご紹介します。
味付けは簡単「黄金比率」を守るだけ!
炊き込みご飯は難しそう、と思う最大の理由は味付けではないでしょうか。実はこれには簡単な原則があります。
お米1合あたり醤油・酒・みりんをそれぞれ大さじ1杯ずつ入れる、というもので「黄金比率」と呼ばれています。
お米が2合ならそれぞれ大さじ2杯、3合なら3杯と、お米の量が変わっても計算方法はとても簡単です。
洗ったお米に分量の調味料を入れたら、あとはお米の号数の目盛り線に達するまで水を入れ、全体をさっと混ぜるだけでOKです。
秋の食材を使ったご飯アイデアレシピ
炊き込みご飯は中に入れる具によって、さまざまなバリエーションが楽しめるのが魅力です。特に炊き込みご飯にぴったりの食材が多く出回る秋には、いろいろ試してみたくなりますよね。
そこで今回は、秋の食材を使った簡単な炊き込みご飯のレシピを紹介します。
味付けはいずれも、先ほど紹介した「黄金比率」がベースになるのでとても簡単です。
鮭バター炊き込みご飯
■材料
しめじ...1/2パック
鮭(なま)...2切れ(約200g)
酒(下処理用)...大さじ1
お米...3合
黄金比率の調味料...各大さじ3
バター...30g
小ねぎ...適量
しめじは根元を切り落としたら食べやすい大きさにほぐしましょう。
鮭は耐熱容器に入れて酒を注ぎ、ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で3分間加熱。粗熱が取れたら骨と皮を剥がします。こうすることで臭み無くなり、よりおいしく仕上がります。
炊飯器にお米と調味料を入れ、合数の目盛り線まで水を注いだら、上に鮭としめじをのせて炊きましょう。
炊けたら有塩バターを入れ、鮭の身をほぐしながら全体を軽く混ぜます。茶碗によそったら、刻んだ小ねぎをトッピングして完成です。
最後にごまを散らしたり、あるいはみじん切りにしたニンニクを一緒に炊きこむと香りが立って食欲をそそりますよ。
サンマの炊き込みご飯
■材料
サンマ...3尾
お米...3合
黄金比率の調味料...各大さじ3
サンマは頭とわたを取り、2等分または3等分にします。魚の下処理が苦手な方は、処理済みのものを購入すると良いでしょう。
研いだお米を炊飯器に入れたら、黄金比率にしたがってお米の分量に合った調味料を入れ、合数の目盛り線まで水を注ぎます。そのうえに先ほどのサンマをのせたら、後は通常通りに炊きましょう。
炊けたらサンマの背骨を取り除き、身とご飯を混ぜ合わすだけ。その際、しゃもじでサンマの身を切るようにするのがコツです。
刻んだミョウガや大葉・ネギなどの薬味をのせるとさわやかな味わいに。ごぼうの千切りを一緒に炊きこんでも良いですね。
松茸ご飯
■材料
松茸...2~3本
お米...3合
黄金比率の調味料...各大さじ3
松茸は根元の部分をささがきの要領でなるべく小さく切り落とします。
キッチンペーパーで表面の汚れを軽く拭き取ったら縦半分に切り、上半分は包丁で薄くスライスし、下半分は手で細く裂きましょう。
炊飯器にお米を入れたらその上に松茸をちらし、調味料と水を入れて炊きます。少し蒸らしてから全体をふんわり混ぜましょう。
三つ葉をトッピングすると見栄えが良く贅沢な雰囲気に。三つ葉の茎の部分は刻んでご飯に混ぜ込んでも良いですね。
鶏肉ときのこの炊き込みご飯
■材料
鶏もも肉...200g
人参...1/2本
しめじ...1/2パック
お米...3合
黄金比率の調味料...各大さじ3
鶏もも肉は一口大に切り、にんじんは皮をむいて細切りに。しめじは根元を切り落とし、手で細かくほぐします。
炊飯器にお米と調味料、水を入れて軽く混ぜ、にんじん・鶏肉・しめじの順で上にのせて炊き込みましょう。
きのこはしめじの他にまいたけやエリンギを使ってもOK。また、細く切った油揚げを入れても味が染みておいしいですよ。
さつまいもご飯
■材料
さつまいも...1本(小なら2本)
お米...3合
黄金比率の調味料...各大さじ3
黒ごま...適量
さつまいもは一口大に切って、数分間水にさらしておきます。小さすぎると崩れてしまうことがあるので、やや大きめに切るのがポイントです。
炊飯器にお米と調味料、水を入れたら一口大に切ったさつまいもをのせて炊き込みましょう。炊きあがったらサッと混ぜ、茶碗によそったら黒ごまを散らします。
炊きあがりにバターを加えて混ぜると、よりコクのある仕上がりになりますよ。
銀杏としめじの炊き込みご飯
■材料
銀杏...30粒
しめじ...1/2パック
お米...3合
黄金比率の調味料...各大さじ3
銀杏は殻をむき、沸騰したお湯に適量の塩を入れて転がしながら2~3分ゆでます。そのあと冷水にさらしてから薄皮をむきましょう。
しめじは根元を切り落とし、手で小さくほぐしておきます。
炊飯器にお米と調味料、水を入れたら軽く全体を混ぜ、銀杏としめじをその上に平らに並べて炊き込みます。
刻んだ小ねぎや煎り白ごまをトッピングすると、彩りが豊かになり風味も加わるのでおすすめです。
炊き込みご飯で秋の味覚を楽しもう!
ご紹介したレシピで、炊き込みご飯は意外と簡単そう、と思った人も多いのではないでしょうか。
「黄金比率」さえ覚えてしまえば、失敗することは無いはず!
秋の食材は特に炊き込みご飯との相性が良いので、ここで紹介したレシピを試したり、トッピングを工夫したりしてぜひ楽しんでくださいね。
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