関西エリアの方には馴染みのある味の「焼ビーフン」。その日本ナンバーワンのシェアを誇るのがケンミン食品です。テレビCMの「ケンケンミンミン焼ビーフン」のフレーズに聞き覚えはありませんか？

ケンミン食品の歴史や商品ラインアップ、ミシュラン三つ星シェフ考案の超簡単アレンジレシピをご紹介します。

ケンミン食品の人気メニューがもらえるSNSキャンペーンもありますよ。

ビーフンは、中国福建省が発祥とされるライスヌードルです。漢字では「米粉」と書きます。

台湾語や閩南語（びんなんご）の「ビーフン」の発音が、そのまま日本に伝わったと言われています。

ビーフンのベースとなるお米は、粘りが少なく硬い炊きあがりになる「インディカ米」を使用。

米粉と水を混ぜ合わせて蒸した後、ところてんの要領で小さな穴から押し出して仕上げためんがビーフンとなります。

日本国内のビーフン市場で約60％と断トツ1位のシェアを誇るのが、兵庫県神戸市に本社を構えるケンミン食品です。2020年に創業70周年を迎えた歴史ある企業で、ビーフンのほかライスパスタやライスペーパーなど、米を原料とした食品製造に特化したメーカーです。

創業者は、台湾出身の高村健民さん。
戦後にアジアから引き揚げてきた方々からの「ビーフンをもう一度食べたい」というリクエストに応える形でビーフン作りを始めたのが、創業のきっかけなのだとか。

社名の「ケンミン」は創業者の名前に由来します。「健康（健）を皆さま（民）に提供する」という理念が込められているそうです。

そんなケンミン食品、実はギネス世界記録を持っています。
1960年から発売されている看板商品、即席袋めんの焼ビーフンが「世界でもっとも長く販売されている焼ビーフンブランド」として2020年1月にギネス世界記録に認定！

長期間にわたり愛され続けているブランドだからこそ成しえた記録といえるでしょう。

昨年10月から始まった「KENMIN KITCHEN一日一レシピ」には、ビーフンやライスペーパーなどを使ったレシピが掲載されています。

「今まで以上にビーフンを広めたい。日本に根付かせたい」という熱い思いを持った社員やシェフ、そして社長もレシピを考案しているそう。レシピは、平日、毎日欠かさず更新しています。

同ページ内には「シェフが作るビーフンの『まかないレシピ』」や「ビーフンPower Session」というコーナーもあり、とってもおいしそうなレシピが並んでいます。
今回は、「祇園 さゝき」佐々木浩オーナーシェフ考案の鯖缶を使ったアレンジレシピをご紹介！

材料と手間が少なく、だれでも簡単に作れる絶品レシピですよ。

「鯖缶とたらこの冷製ビーフン」レシピ

【材料】 1人分
ビーフン 50g
鯖缶水煮 50g
鯖の汁 適量
たらこ 1本
アサツキ 適量

【作り方】
1）鍋にたっぷりの湯を沸かし、ビーフンを3分茹でる。ザルに上げ、流水でもみ洗いした後、氷水で締める。

2）たらこは皮を剥いてほぐす。鯖もほぐす。

3）ボウルに水気を切ったビーフンと、2のたらこ、鯖のほぐし身、鯖の汁を加えて混ぜ合わせる。

4）3を器に盛り、アサツキを散らして完成！

「ビーフンをはじめとするアジアの優れた食と食文化をお客様に提供し、健康で豊かな食生活に貢献する」という経営理念のケンミン食品。お米が原料となっている数多くの商品からも、その理念が汲み取れます。

そんな中から、ケンミン食品を代表する5つの商品をご紹介しましょう。

（写真左から）お米100％ビーフン 226円（税込）、ライスパスタ 324円（税込）

どちらのめんも、お米100％でできている「グルテンフリー食品」です。小麦アレルギーの方でも安心して食べられます。
お米100％ビーフンは、血糖値の上昇が緩やかになる低GI食品なので、糖質が気になる方にもおすすめですよ。

素材のお米が持つ豊かな香りと、独特のコシがある食感が特徴。アイデアしだいでさまざまなお料理に合わせて使えます。

ライスパスタは、お米ベースならではの上質な香りと、歯ざわりがクセになるもっちりとした食感が魅力です。

（写真左から）、ケンミン汁ビーフン 124円（税込）、ケンミン焼ビーフン124 円（税込）、冷凍焼ビーフン 324円（税込）

ビーフンを手軽に食べられる、即席袋めんと冷凍食品。ケンミン食品の代表的な商品がこちらです。

焼ビーフンは、前述のギネス世界記録商品。茹で戻す手間いらずで、お肉やお野菜などの具材と一緒にフライパンで炒めるか、電子レンジで加熱すればOK！

ケンミン汁ビーフンは、インスタントラーメンと同じようにお鍋ひとつで煮込む即席袋めん。チキンベースの塩味で、ごま油や生姜の風味が効いたさっぱり味です。

冷凍焼ビーフンは、野菜やお肉と一緒に炒めたものが冷凍になっています。調味料はオイスターソースがベースの味付けで、香ばしい仕上がりがたまりません。

ケンミン食品の本社で月に1回開催される「ケンミンキッチン講習会」。ケンミン食品のことやビーフンのことをもっと知って欲しいという思いから、2016年に始まりました。

商品開発担当者が、直営レストラン「健民ダイニング」の焼ビーフンの味を家庭でも簡単にできるコツやアレンジレシピを、3〜4品紹介するのだそう。参加された方々からは「おいしかった」「また来たい」と好評です。

毎回、定員10名のところ30名以上の応募が集まる大人気のイベントです。興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

※現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、人数を制限しております。

2020年から始まった新たな試みとして、地元神戸の飲食店とコラボをスタート。神戸の有名カレー店「マンドリルカレー」と新しいメニューを共同開発しました。それが「ビーフンカリー」です。

クローブ、カルダモン、シナモンといったスパイスがほどよく効いており、お家で食べるカレーとは一線を画すごちそうの味です。

「ビーフンカリー」が食べられるのは、「神戸南京町YUNYUN」、「マンドリルカレー和田岬店」、「ひょうご五国ワールド」ほか2店舗。見かけたらぜひ食べてみてくださいね。

抽選で5名様に「焼ビーフン詰め合わせセット」をプレゼントします！

10月9日（金）から10月16日（金）までに、姫路みたい（＠himeji_mitai)とケンミン食品/KENMIN FOODS（@kenmin_jp）のTwitterをどちらもフォロー！ そのあと、姫路みたい（＠himeji_mitai)に書かれている簡単な質問に答える（コメントRT）だけで、応募完了です。

興味のある方は、このチャンスをお見逃しなく！