【小野】桜花爛漫の桜を愛でる春の小野市お花見散策|そろばんビレッジ

カラフルな玉を自由に選んで、世界に一つだけの「マイそろばん」を製作!
そろばんビレッジは、創業100年以上の歴史を持つ播州そろばんメーカー「株式会社ダイイチ」が運営しています。
小野市は日本一の「そろばん」の産地って、知っていましたか?
小野市のそろばんは「播州そろばん」と呼ばれ、実は経済産業大臣指定の伝統的工芸品に選ばれるほどの一級品です。
豊臣秀吉の三木城攻略時に、近江方面へ逃れた播州の住民が大津そろばんの製法を習得したのが起源とされ、その歴史は400年以上!
長い歴史と伝統を誇る小野市のブランド品なのです。
ということで、最後はオリジナルそろばんの製作体験ができる「そろばんビレッジ」にお伺いしました。
こちらは、播州そろばんの老舗「株式会社ダイイチ」が運営。
9ケタ(1,800円)、12ケタ(2,300円)、15ケタ(2,800円)からそろばんのサイズを選び、製作体験が気軽に楽しめます(※価格は2025年3月時点)。
フレームとネジは5色から、玉は13色から、材料の色を自由に選んで順次組み合わせていきます。
ポップな色使いながら、玉とヒゴ竹は播州そろばんに使用される上質な天然素材。
木のぬくもりがある手になじみやすい質感が本物の魅力です。
フレームにヒゴ竹を打ち込み、玉を入れてから、外枠をネジで留める。
工程はシンプルで、30分程度で完成するのですが、一列ずつ同じ色で揃える?
斜めに原色を入れるとカッコいい?
交互に違う色?など、色選びに悩む人が続出だとか。
取材班も悩み抜いて、お花見散策をテーマにパステル調で揃えることに。
インテリアにも使えそうなかわいいそろばんを完成させました。
最後は、玉が滑りすぎないよう加工してもらい、世界に一つだけのキュートな「マイそろばん」の完成!
とっておきのお土産を手に、大満足で小野市の散策を終えました。
体験スペースの天井には、一面にそろばんが!
実は高級品もあるとのことで、インテリアとしてもカッコいい!
今回のテーマはお花見散策。
迷いに迷った末に、桜をイメージしたピンクを中心に配色することに。
フレームはピンク、玉もパステルで揃えることにしました。
指導を担当してくれるのは、株式会社ダイイチの5代目、宮永信秀さん。
丈夫に作るコツを丁寧に教えてくれます。
金づちでフレームにヒゴ竹を打ち込んだら、いよいよ玉を入れる工程。
何色にしようか?ひとつひとつ、慎重に選んでいきます。
この工程が、めちゃくちゃ楽しい!
最後はネジで外枠を留めます。
ネジもキュートなピンクを選択。
テンションが上がります!
「マイそろばん」の完成!
左は取材班が作製した桜がモチーフのそろばん、右は超カラフルなサンプル品です。
上の玉は固定され、下の玉は4つ同時の移動しかできない「5か9(ごーかく)」のそろばん、「合格お守り(1,540円)」など、店内ではそろばんグッズも多数販売。
現在のそろばんは上1、下4が一般的。
明治時代は上1、下5のそろばんがポピュラーだったとか。
「そろばんビレッジ」では、明治時代のアンティークそろばんを見ることもできます。
店名 | そろばんビレッジ |
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住所 | 小野市垂井町644-5 MAP |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 0794-63-7089 |
営業時間 | 11:00〜17:00 ※そろばん製作体験は要予約(平日は前日まで) |
駐車場 | 有(無料) |
アクセス | 神鉄小野駅 徒歩15分 |
HP | そろばんビレッジ【公式HP】 |
その他 | お問い合わせ・ご予約の際は「まるはりor姫路みたい」を見た。とお伝えいただくとスムーズです。 |
[モデル/大西美耶]
[写真/福岡真弥]
[記事/梶井真弓]