洋食と言えば、やはりガッツリ濃厚なお肉！

牛カツにとんかつ、そしてメンチカツレツと、洋食屋さんが手間ひまをかけて丁寧に作りあげた洋食肉メニューを3品ご紹介します。

あめ色になるまでじっくりと炒めた淡路島産の玉ねぎと合いびき肉を合わせて毎朝手ごねしたタネを使い、揚げたて熱々に自家製デミグラスソースをかけて提供される洋食屋ワタナベの「メンチカツレツ」。

注文を受けてから成形し揚げる直前に衣をつけたメンチカツレツは、ナイフを入れるとザクッと音がするほど軽やかな仕上がりで、ひとくち食べるとジューシーな肉の旨みと甘みが口いっぱいに広がります。

同店のオムライスやハンバーグ、コロッケなどにも使われている自家製デミグラスソースは、3日間かけて作られたもの。

あっさりとしながらもコクがあり、かすかにビターな風味も感じられる味付けはご飯にもパンにも合い、ビールやワインなどのアルコール類との相性もバツグンです。

スタッフさんのまかないでも人気の「メンチカツレツ（1,375円）」。

お好みでライスやパン、スープなどのオプションが追加できます。

お得な日替わりランチ（ライス・スープ付きで1,320円）のメインとして登場する時もありますよ。

木のぬくもりが感じられるウッディな店内。

赤ちゃん連れの方からご年配の方まで幅広い年齢層の方が来店し、そのときどきでお店の雰囲気が変化するのも魅力のひとつです。

さまざまなニーズに対応するために、コーヒーやソフトドリンクのほか、ビールやハイボール、チューハイなどや店主が厳選した同店の洋食に合う赤白ワインも常時各5種類以上揃えています。

小麦粉を炒める工程だけで半日以上かけるという同店のデミグラスソース作り。

「ちょっとした火加減や素材選びの違いが仕上がりに響いてくるため、毎回緊張します」と、店主の渡辺さん。

この情熱と料理に真摯に向き合う姿勢が料理のおいしさに反映され、行列ができる人気店になっています。

オーナーシェフの八十 英樹（やそ ひでき）さんは、姫路市出身で料理人歴23年。

初めは寿司職人としてスタートし、料理の道を歩む中で懐石料理の世界に惹かれ、和食全般を手掛ける板前に。

ホテルの料理長も務めた後、「さらにお客さまに寄り添い、普段使いできるリーズナブルな価格でおいしいものを提供したい」との想いで2023年に「とんかつ キッチン明桜」をオープンしました。

こだわりの三元豚の旨みを閉じ込め、油切れの良さも計算に入れた丁寧な仕込みのとんかつは、「油っぽくない」「揚げ物であって揚げ物でないような、これまで食べたことがない上品な仕上がりでおいしい」とお子さまからお年寄りまで幅広い年代の方に支持され、高いリピート率を誇る注目のお店です。

明桜定食（2,100円）

ヘレ肉のとんかつ、ロースのとんかつ、エビフライ、サラダ、味噌汁、ご飯、自家製わらび餅とコーヒーのサービス付き。

写真はプラス300円で、茶わん蒸しと小鉢が付く「明桜御膳」。

ヘレ肉とロースのとんかつ、エビフライと同店の人気メニューが一度に楽しめるメニューです。

ヘレ肉のとんかつとエビフライ、ハンバーグ、海鮮フライ、クリームコロッケがセットになった「ミックス定食（1,400円）」もありますよ。

ダイニングバーのようなオシャレな店内はほどよく仕切られ、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気。

夜はランチと同じメニューのほかに、先付け2種や鮮魚のカルパッチョ、焼き物や揚げ物など全9品が付いて4,000円のディナーコース（2名様～／前日までの要予約）も大好評です。

お弁当やオードブルなどのテイクアウトにも対応。

節分には100本売れた、元寿司職人のオーナーシェフが作る巻き寿司「エビフライロール」「ヘレ かつロール」（各900円）は手土産にもオススメですよ。

最新の情報やそのほかのメニューについてはInstagramをご確認ください。

「3回楽しめる姫路城"牛カツ"」は、ステーキにも最適な牛肉を使ったカツを積み上げて姫路城を表現し、丸3日間かけて作ったデミグラスソースでお堀のように囲んだメニュー。

何もつけなくても美味で、添えられた塩やレモン、わさびを組み合わせながら、3回どころか何度も楽しめる逸品です。

また、同店の人気No.1メニューと言えば「姫路肉汁ハンバーグ」ですが、今年の7月から2つの和風バージョンが登場し、大好評だそう。

1つは、醬油ベースの和風サラダ仕立て。

もう1つはポン酢をかけず、秘密の味つけがされた大根おろしであっさりと食べるタイプで、こちらもぜひ味わってみてくださいね。

3回楽しめる姫路城"牛カツ"ランチセット M（3,630円/180g）

3回楽しめる姫路城"牛カツ"ランチセット L（4,950円/250g）

どちらのメニューも、本日のスープとご飯かパンがセットになります。

ご飯は、滋賀県産こしひかり（近江こしひかり）を使用。

パンは、1988年創業の老舗ベーカリーから取り寄せた"究極の"バターパンをリベイクして提供しています。

「家族揃って食事をすることが難しい現代。小さなお子さまから年配の方まで、家族3世代や友人たちとワイワイ楽しく食事ができ、最高の思い出を作るお手伝いがしたいとの想いでお店を始めました。」とオーナーシェフの関さん。

平日には手頃な日替わりの「天平ランチ（並 1,430円）」もありますよ（売り切れ次第終了）。

世界文化遺産・姫路城から徒歩約300歩の場所にある洋食店。

オーナーシェフの関さんはプロモーション活動もしており、昨年、アクリルレジンアートのブランド「enter」を立ち上げたそう。

今後はお店にも作品を展示していく予定なので、こちらにもご注目を！