【播州秋祭り】灘のけんか祭りまとめ2019年~姫路・松原八幡神社秋季例大祭~

【播州秋祭り】灘のけんか祭りまとめ2019年~姫路・松原八幡神社秋季例大祭~
目次

    全国的にも有名なけんか祭り

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    兵庫県姫路市白浜にある「松原八幡神社」で行われる秋のお祭りが「秋季例大祭」です。「灘のけんか祭り」の呼び名で広く親しまれています。

    兵庫県及び姫路市から「重要無形民俗文化財」に指定されている祭りです。諸説ありますが「日本三大けんか祭り」のひとつと言われ、全国にその名を広く知らしめています。

    その大きな特徴は、祝祭日や曜日に関係なく、毎年10月14日~15日に開催されること。播州秋祭りは、このように開催日が決まっているものが多く、平日でも盛大にとり行われます。

    参加する7つの自治会の一つ・旧松原村の獅子屋台の太鼓が「日本の音風景100選」に選ばれるなど、随所に日本の古き良き伝統を残しているのも魅力です。

    播州秋祭り情報まとめ【2019年版】

    全国的にも有名な播州の秋祭り。各祭りの見どころ・開催日程をご紹介します

    7つの自治会が盛り上げています

    灘のけんか祭り自治会まとめ
    町名 旧町名 シデの色 屋台の特徴
    東山 東山村 ピンク
    神が宿るといわれている擬宝珠(ぎぼし)が純金と純銀の千鳥
    木場 木場港 黄緑 他の地域より太鼓の打ち方が軽快で早い。「一つ太鼓」と呼ばれる。
    松原 白浜町・舊松原村 お旅山で参道を清める露払い役を務める。
    八家(やか) 八家村 赤・黄
    元禄15年作・姫路城に登城する際に使
    われた太鼓を保存
    妻鹿(めが) 妻鹿村 朱色
    「胴付き」と呼ばれる豪快な練り上げ
    宇佐崎 宇佐崎村
    7つの地区のうち、唯一太鼓の胴内に金箔を施している
    中村 中村 伊達綱が白く清廉な様子。暖色のシデが多い中、青のシデが映える

    以上の7つの自治会がお祭りに参加します。
    それぞれの地域ごとに「屋台」を所有しています。播州秋祭りの「屋台」とは、焼きそばやたこ焼きといった料理を提供する屋外型店舗のことではありません。全国的には「神輿(みこし)」と呼ばれる形状のもので、重く大きいものを屋台 と呼んでいるようです。「壇尻」や「神輿」、そして「屋台」が並ぶ様子は壮観です。

    播州秋祭り英賀神社の祭オトコ

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    宵宮の流れ

    灘のけんか祭りでは、10月14日の宵宮(よいみや、もしくは、よみや)と、10月15日の本宮が開催されます。

    宵宮では、祭りに参加する人が朝風呂で身を清めます。さらに、振る舞い酒やお料理を堪能したあと、祭りの衣装に着替え、各自治会の屋台蔵へ出向きます。

    7つの地域の屋台が蔵出しされたあと、それぞれの町の主要な箇所を一巡し、松原八幡神社(以下:神社)に向かいます。

    屋台を担ぎ上げる行為を「練り上げ」、屋台を担いでいる人を「練り子」と呼びます。

    神社を目指す道中で、他の屋台と出会わすこともあり、その際は複数台の屋台が仲良く練り競う(練り合う、とも。太鼓の合図で屋台を担ぎ上げて近寄ったり揺すったりする様子)の姿も見られます。

    いよいよ神社に到着すると、東山を先頭に、木場、松原、八家、妻鹿、宇佐崎、中村の順に敷地内に練りながら入っていきます。屋台だけでなく獅子壇尻を持つ地域の壇尻も中に入っていきます。これが「宮入り」です。

    拝殿前での神官からのお祓いののち、敷地内の所定の場所に屋台が据えられます。また、獅子の奉納舞なども披露されます。

    宮入りが済むと、再び屋台が練り上げられ「宮出し」が行われます。複数台の屋台の練り合わせの姿は圧巻。観客の興奮がピークに差し掛かる場面です。その後、翌日に控え、各地域に帰っていきます。

    播州秋祭り大塩天満宮の祭オトコ

    観衆を魅力するいい男の素顔vol.2

    本宮とは

    早朝5時頃に、松原が所有する獅子壇尻が神社に向かいます。ここで、神官のお祓いを受け、その後、神社に明かりが灯り本宮が始まります。

    お祓いの済んだ獅子壇尻は、本宮のクライマックスを迎えるお旅山のふもとに当たる広畠(ひろはたけ)に進んでいき、お清めの儀が行われます。

    露払いが行われている同時刻。各地域に7年に1度回ってくる「年番(練り番)」の地域の参加者が、近くの海岸で「一の丸」「二の丸」「三の丸」とそれぞれ書かれた神輿幟(みこしのぼり)をみんなで押し立てて、海の中に飛び込んでいき、禊(みそぎ)を行います。これが「潮かき」です。

    その後、宵宮と同様に宮入していきますが、潮かきした地域以外の6つで行われます。6台の屋台が定位置に据えられると、年番の地区の宮入りです。屋台ではなく、本幟(ほんのぼり)と、潮かきで使った3つの幟を押し立て、勢いよく一気に桜門前や拝殿前に突き進み、再度鳥居まで戻りを複数回繰り返します。

    その後、一の丸の幟を押し立てていた組は応神天皇、二の丸の幟を押し立てていた組は神功皇后、三の丸の幟を押し立てていた組は比咩大神(ひめおおかみ)、それぞれの神が乗り移られたお神輿を練り上げ、拝殿前で激しくぶつけ合います。

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    本宮の本番はここから。神社の西側約1kmにある小高い山がお旅山です。スタジアム風な造りになっていて、15万人は収容できるそうです。

    この場所に先頭で入ってくるのは、朝、露払いをした松原の獅子壇尻です。ここで披露される太鼓の音が、前述した「日本の音風景100選」に選ばれています。

    壇尻が激しい坂を登り始めると、3基のお神輿の登場です。この時点でかなり破損が進んだ状態ですが、まったく気にせず頂上を目指して練り上げていきます。その後、屋台の入場となりますが、宮入の順番とは変わり、木場・松原・中村・妻鹿・宇佐崎・東山・八家(但し、年番を務める地域は欠番)で坂を練り上がっていきます。

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    【New!】2019年タイムスケジュール

    ◆10月14日(宵宮)

    町名 宮前到着時刻 楼門入り時刻
    東山 11:00 11:30
    木場 12:00 12:40
    松原 12:20 13:00
    八家(やか) 12:50 13:40
    妻鹿(めが) 13:20 14:10
    宇佐崎 13:50 14:30
    中村 14:00 14:40
    町名 楼門を出す時刻
    松原 13:35
    妻鹿(めが) 15:20
    宇佐崎 15:30
    中村 15:40
    東山 16:10
    木場 16:20
    八家(やか) 16:30

    ◆10月15日(本宮)

    町名 宮前到着時刻 楼門入り時刻
    木場 9:15 9:40
    松原 9:35 10:00
    八家(やか) 9:55 10:30
    妻鹿(めが) 10:15 10:50
    宇佐崎 10:35 11:05
    中村 10:45 11:20
    東山 12:00

    【New!】当日の交通規制

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    ※祭り関係者以外の方は「広畠」を通らずに、増設されたお旅山(白浜西山公園)の階段をご利用ください。
    ※ゴミは各自お持ち帰りください。

    播州のお祭りが大好きという方から聞いたミニ情報

    屋台を安全に見る方法は、進行方向の真後ろから、警備の人の直後で見ると、押し倒されたり、ギャラリーに飲み込まれたりする心配がないそうです。

    また、動きやすい靴や衣類の着用をお忘れなく。ハイヒールなどはイザというときの身動きが悪くなるので絶対にNGですよ! 

    イベント名 松原八幡神社秋季例大祭(灘のけんか祭り)
    日時 10月14日(月・祝)~15日(火)
    会場 松原八幡神社
    住所 兵庫県姫路市白浜町甲396 MAP
    お問合せ先 079-245-0413
    駐車場 公共交通機関をご利用ください
    アクセス 山陽電車白浜の宮駅徒歩5分(当日は直通特急・特急が臨時停車します)
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    2019年10月 5日時点での情報です。
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