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ダイレクトインタビュー キャリア採用女性スタッフの道のり No.2

ダイレクトインタビュー キャリア採用女性スタッフの道のり No.2

おさめ

加藤工務店キャリア採用女性スタッフに聞く 
仕事と家庭を両立する秘策



20年におよぶ建築関係の経験と実力を活かして加藤工務店に転職された山上さん。
10月は入社後のお仕事ぶりや抱負についてお話をうかがいました。
今回は仕事と家庭の両立をテーマに、インタビューさせていただきました。
子育てを終えられた山上さんと子育て真っ只中の姫路みたい編集部坂井が対談します。


 →ダイレクトインタビュー キャリア採用女性スタッフの道のり No.1を読む



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―――――小さい子供は目が離せませんが、手もかかりますね?幼児期や低学年の頃をどう乗り切られましたか?

山上:子供が小さいときに、仕事と家庭をどのように両立させていたかは、すっかり忘れてしまいました。
無我夢中で取りくんでいたら、いつの間にか子供が大きくなっていたというのが正直な思い出です。

坂井:食事についてはどうですか?
わたしは1週間分の下ごしらえをしておくのですが、計画通りにいかなくてイライラすることもあるのですが・・・

山上:食育の大切さが言われていますが、わたしは出来合いのお惣菜や外食を取り入れていました。
忙しくて時間がないときやとても疲れているような時に、子供のためだからと自分に鞭打つのはいいことだとは思いません。
妻として母として正しくあろうとすると精神的に追い詰められてしまいます。
家族で楽しく食事を頂くのが一番の食育だと考えます。
頑張るところはがんばるけれど、頑張らなくてもいいところは上手く手を抜くのも大切なことです。

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―――――お子さんの勉強について工夫されたことはありますか?

坂井:子供は低学年なのですが、高学年になってからが心配です。親がいないと遊んでばかりになりませんか?

山上:勉強のことは、子供たち個々に責任を持たせました。勉強しなさいと言っている時間もありませんし、まして勉強を見てあげる時間もありません。不安がなかったわけではありませんが、かえってそれが良かったのだと後で思います。テストで悪い点数をとっても、良い成績をおさめても自分の努力と結果だと自覚できたようです。

―――――学校行事や地域活動などの参加はどうされていましたか?

山上:学校や地域活動の役を引き受けるのは、負担になるなぁと思っていました。でも、避けては通れませんよね。仕事があるので無理ですと逃げまわるのも、嫌なものです。

坂井:私も学校や子供会の役が回ってきたらどうしようと、今から心配です。

山上:実際にやってみたら、取越し苦労だったようです。私の頃でも仕事を持つ女性がたくさんいらっしゃいました。仕事を持つもの同士、お互いに助け合いスムーズに役を果たせました。1年とか2年とかという限られた期間なので、気分転換くらいに受けとてやってみてください。これまで知らなかった学校での子供の様子がわかる機会にもなりますし、新しい人とのお付き合いも楽しいものです。

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―――――仕事をすることにご家族は賛成でしたか?

山上:私の両親は共働きでしたので、私自身もごく当たり前のことだと思っていました。家族の理解なしでは、女性がフルで働くのはむつかしいかもしれません。

坂井:私の夫は働く女性のほうが好きだと言います。姑も長く働いていましたから。

山上:結婚した娘がしばらく専業主婦をしていたのですが、主婦どうしの付き合いがうまくいかず悩んでいたことがありました。ぐずぐず言ってないで仕事でもしたらとアドバイスしたのです。再就職した娘はそれをきっかけに吹っ切れたようです。家庭と仕事を両立するには様ざまな問題につきあたりますが、どちらか一方だから悩みが減るわけではないようです。仕事に集中する時間、家庭で過ごす時間、メリハリをもたせると2倍楽しい生き方だと思います。

―――――ご家族も家事に協力的ですか?

山上:仕事を持っていると家にいられる時間は当然少なくなります。家事の効率化は必要です。段取りや手段を考えるのは、仕事でも同じです。しかし家族の協力は欠かせません。初めからというわけではありませんが、夫は家事に協力的でした。やがて子供たちも小学校高学年になると、積極的に参加してくれました。主婦の目からみると満足いくレベルでなくても、自発的に取り組んでくれるのに心から感謝しました。完璧をもとめても家族は幸せに暮らせませんよね。もともと家事に完璧なんてありませんから。

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―――――最後になりますが、健康のために留意していらっしゃることを伺えますか?

山上:体力維持のために積極的に運動をしています!と答えたいところなんですが(笑)、いたって健康なので実は特に何もしていないのです。 夫も現役で仕事をしていますから、趣味に打ち込んだり旅行に行ったりというのは、まだまだ先のことになりそうです。 夫婦そろってお酒が好きなので、お酒を頂きながらその日のことを話します。

坂井:晩酌ミーティングですか?いいですね。私の夕飯時は毎日戦争です。(笑)

山上:言いたいことをスパッといって、すっきり忘れるのが私の健康法でしょうか? 夫も同業なので話は合いますが、それだけに話がこみあって難しくなってしまうこともあるのですよ。 そういう時は、別の話に切り替えて、わだかまりを残さないようにしています。






子供の養育、家庭の運営、フルワークの仕事をみごとに両立されてこられた山上さんのお話をうかがうと、バランスがとても大事なのだと気づかされました。
理想を追いかけたり、一人で責任を背負い込んでしまったりするのはなく、現実的に出来ることに取り組んでいくことだったようです。
結果オーライ精神と名づけてもいいのでしょうか。
常に前をむいてポジティブに取り組む山上さんにワーキングマザーの押さえどころを教えていただきました。

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